KOMOJUの決済端末を導入し、経費だったイベント参加から利益を生み出し、ブランド体験を最大化
レッドレンザージャパン株式会社とは
LEDライトを通じて「ライトで人々を幸せにする」ことをミッションに掲げるレッドレンザージャパン株式会社は、ドイツに本社を持つLedlenser社の日本法人として2015年に設立されました。
2021年からはグローバル戦略「Go Direct」に基づき、日本国内でも公式ECサイト(ledlenser.co.jp)を運営開始。主な顧客層は、工業現場や倉庫、工場などで働くプロユースの利用者が8〜9割を占めています。
今回は、マーケティング部イベントPR担当の伊藤大助氏と、ファイナンスディレクターの福角美江子氏に、KOMOJUターミナル導入の背景と、その後の活用効果についてお話を伺いました。
決済端末導入前の課題:イベント参加では販売機会損失

レッドレンザーでは、これまでのイベント出展はブランド認知度向上のための活動と位置付けられていたため、イベントの参加は経費と仕分けられていました。
商品を説明し、お客様と交流する機会の際には「購入したい」というお声を何度もいただいていても、「すみません、ここでは販売していないんです。」と謝る場面が多かったと伊藤氏は振り返ります。
現金決済の煩雑さや、在庫・釣銭管理の懸念もあり、販売導入には踏み出せていませんでした。

スムーズな導入:EC経験が安心材料に
すでにECサイトでマルチ決済プラットフォーム「KOMOJU」を利用していたことをきっかけに、決済端末の「KOMOJUターミナル」の紹介を受け、不安よりも期待の方が大きかったと伊藤氏は語ります。
「ECサイトでの登録や審査のフローが同じだったことから導入手続きは1時間ほどで完了しました。」と伊藤氏は簡単さを説明します。
導入の成果:安心感と手応え
レッドレンザーでは、すでにKOMOJUターミナルを2回のイベントで活用しました。
2025年6月に開催されたトレイルランのイベント会場は、石川県の山間部に位置する屋外イベントでしたが、モバイルWi-Fiを活用することで通信トラブルもなく安定的に稼働し、端末のバッテリー持続時間にも満足したと語ります。
「操作感はスマートフォンと変わらず、直感的で、端末の設定も非常にシンプルです。」と伊藤さんはいいました。

「1日使用しても電池は1メモリ減るかどうか。どこでも決済できる安心感は非常に大きいです。商品をその場で販売できることで、来場者の気分が一番盛り上がっているタイミングで応えられるのは、体験価値としても大きいです。」と伊藤氏語りました。
使用感だけでなく、イベントでお客様に購入ができないと謝らずに、堂々と販売ができる「強い武器」を手に入れたような感覚だといいます。

「トレイルランや釣りなどアウトドアのイベント参加者は気持ちが高まっている時の結果が売上だと思います。購入いただくと、それが思い出としてなりますし、後日には購入品が思い出になることから、イベントというタイミングで販売機会を逃さないのは大事です。」とイベントに参加したレッドレンザーのマーケティング部に所属する野嶋氏が説明しました。
また、1つの課題であった社内のイベント参加は経費という視点をKOMOJUターミナルを導入したことでイベントでは利益を生み出す施策に更新できました。

経理視点でもメリットは明確
経理部門にとっても、KOMOJUターミナルの導入はポジティブな変化でした。
「ECサイトの売上とイベントからの売上が同じ管理画面で把握できるので、いくつものツールを開く必要がありません。売上データもCSVで簡単にダウンロードでき、経理作業が効率化しました。」と福角氏は説明しました。

KOMOJUターミナルで広がるリアル接点の可能性
「KOMOJUターミナル1台さえあれば、次の10年に向けていろんなことが考えられるとワクワク感が生まれたのは事実です。」と伊藤氏はKOMOJUターミナルの価値を象徴しています。
対面販売というチャネルが生まれたことで、レッドレンザーはECサイトだけでは届けきれない「リアルなブランド体験」を顧客に提供できるようになりました。
今後は、日本支社にあるショールームでもKOMOJUターミナルを活用し販売を検討する他、
過去に参加したイベントでの製品販売やKPIなどもKOMOJUターミナルを導入を機に考え直しています。

イベント参加が「経費」から「利益を生む活動」へと変化し、D2Cビジネスがさらに前進しています。KOMOJUターミナルは、その推進力として確かな存在感を放っています。
合わせてご覧ください:レッドレンザー様がECサイトで活用する決済代行サービス「KOMOJU」の導入事例
リアルでもオンラインでも売上を伸ばす決済方法をお探しですか?