この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。
インターネット上での買い物でよく利用されている「コンビニ支払い」。Shopifyで運営するECサイトにもコンビニ決済の導入が可能です。
本記事では、Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリット・デメリット、対応できる決済代行サービスと手数料、導入手順をご紹介します。
消費者にとって便利なコンビニ決済を導入し、売上を拡大したいと考えている事業者の方は参考にしてみてください。
Shopifyとコンビニ決済の特徴
Shopifyで構築したECサイトに「コンビニ決済」を導入することは可能です。
コンビニ決済(コンビニ支払い)は、セブン-イレブンやファミリーマートなど全国のコンビニエンスストアで、現金で商品代金を支払える決済手段です。決済完了後に発行される払い込み番号、電話番号などを使って、コンビニ店頭で支払います。
Shopifyストアでコンビニ決済を選べるようにするには、決済代行サービスを使ってコンビニ決済を導入する必要があります。詳しい導入方法は後ほどご紹介します。
【Shopifyの特徴】
175ヶ国以上で数百万以上のネットショップ構築に利用されている、EC構築プラットフォーム。Shopifyの決済手段には、Shopify ペイメントをはじめとして、Apple PayやGoogle Pay、Shop Pay、PayPal、Paidyなどが導入可能です。
【コンビニ決済の特徴】
全国のコンビニエンスストアで、現金によって商品代金の支払いができる決済手段。クレジットカードを持っていない、あるいは利用したくない消費者などに選ばれています。
総務省の「令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、インターネットで商品を購入する際の決済手段の1位が「クレジットカード払い」(76.7%)、次いで2位が「電子マネーによる支払い」(38.5%)、そして3位が「コンビニエンスストアでの支払い」(34.7%)です。コンビニ決済を利用する人の多さがわかります。
▼インターネットを使って商品を購入する際の決済手段
参照:総務省「令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」(令和6年6月7日 報道発表)
Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリット
Shopifyストアの決済手段に、コンビニ決済を導入すると以下のようなメリットがあります。
1. クレジットカードを持てない若年層を獲得できる
インターネットでの決済手段の1位がクレジットカード決済であることが、総務省の令和5年通信利用動向調査で明らかになっています。
ただし、クレジットカードを持てるのは高校を卒業した18歳以上と設定されており、未成年者はクレジットカード決済ができません。
コンビニ決済であれば、現金で商品代金を支払えるため、クレジットカードを持てない若年層を獲得できるでしょう。
2. クレジットカードを利用したくない層を獲得できる
成年であっても、クレジットカードの利用をできるだけ避けたいという人もいます。
ECサイトでクレジットカード番号を入力することで、不正利用やスキミング(カード情報から偽造カードを作って不正利用すること)のリスクが高まるためです。
クレジットカードの利用に抵抗がある層には、現金で支払えるコンビニ決済が好まれるでしょう。
3. 購入ページでの離脱(カゴ落ち)防止につながる
コンビニ決済は、インターネットでの決済手段2位を占めています。ECサイトでコンビニ決済を選択できないと、多くの消費者に購入ページから離脱されてしまうでしょう。
カゴ落ちを防ぐためにも、コンビニ決済を導入することがおすすめです。
Shopifyストアにコンビニ決済を導入するデメリット
コンビニ決済を導入することで、以下のようなデメリットもあります。
1. 取引手数料などのコストが発生する
Shopifyストアにコンビニ決済を導入すると、決済手数料・取引手数料がかかります。コストが増えることがデメリットです。
コンビニ決済の導入には、Shopify ペイメントではなく外部の決済代行サービスの利用が必要です。そのため取引手数料が発生します。
Shopifyのプラン | ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
取引手数料 | 2.0% | 1.0% | 0.6% |
手数料は売上が拡大するほどかさむため、長期的に利益が少なくなってしまう可能性があります。なるべく手数料を抑えられる決済代行サービスを選ぶことをおすすめします。
2. 30万円を超えるコンビニ決済ができない
コンビニ決済において支払い可能な上限金額は30万円と設定されています。そのため、決済金額が30万円を超える高額商品やまとめ買いには、コンビニ決済が利用できません。(一部の決済代行サービスでは、299,999円が上限額)
一回あたりの購入金額を30万円よりも高く設定していきたい場合には適していないため、コンビニ決済以外を選択できるようにする必要があります。
3. 注文キャンセルの可能性が高い
コンビニ決済は、注文がキャンセルされる可能性が高いです。
コンビニ支払いでは消費者側に振込手数料が発生します。また、支払い期限が設けられており、期限内にコンビニまで出向く必要があります。このような支払いハードルがあることで、消費者みずからが注文をキャンセルしたり、支払い期限切れによるキャンセルが発生したりします。
一方で、商品の発送は支払い完了後のため、商品代金の未回収リスクを回避することができるのはメリットです。
コンビニ決済に対応した決済代行サービス
Shopifyストアにコンビニ決済を導入できる決済代行サービスをご紹介します。決済代行サービスを利用すれば、コンビニ決済以外にも幅広い決済手段に対応できるうえ、決済管理も一括で済みます。
KOMOJU
10,000社を超える導入実績をもつ「KOMOJU」は、初期費用・月額費用が無料の決済代行サービスです。コンビニ決済においては、払込票の印刷・送付が不要の「ペーパーレス方式(払込用番号方式)」を採用しています。コンビニでの支払い後、数分で入金確認が可能です。先払いの対応のみなので、商品を送ったのに支払われないという心配はありません。
▼対応しているコンビニブランド
- セブン-イレブン ※個別の審査あり
- ファミリーマート
- ミニストップ
- ローソン
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
詳細はこちら:https://ja.komoju.com/payment-methods/japan/konbini-japan/
▼導入にかかる料金
完全無料
コンビニ決済以外にも、PayPayなどのスマホ決済、クレジットカード決済、ペイディ後払い決済、銀行振込などの決済手段を導入可能です。また、韓国や中国、東南アジア、ヨーロッパなどの決済手段も一括導入・管理できます。
KOMOJUからShopifyストアに導入できる決済手段の種類や特徴はこちらのページをご覧ください。
Shopifyにコンビニ決済を導入するならKOMOJU
KOMOJUなら、初期・月額費用無料で、コンビニ決済やPayPayなどの日本の主要決済方法をShopifyに一括導入することができます。他決済代行会社では利用開始まで時間のかかる各決済方法がKOMOJUなら、迅速に導入可能!今すぐKOMOJUで準備しましょう。
SBペイメントサービス
ソフトバンク株式会社100%出資のグループ企業が提供する「SBペイメントサービス」は、40ブランド以上の決済手段を導入可能です。決済管理ツールが充実しており、コンビニの店頭で代金が支払われると、事業者側にほぼリアルタイムで入金通知が届きます。
▼対応しているコンビニブランド
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
※各コンビニエンスストアによる審査あり
▼導入にかかる料金
初期費用 3,000円、月額費用 1,000円、トランザクション費 100円
詳細はこちら:https://www.sbpayment.jp/service/asp/convenience_store/
GMOイプシロン
GMOインターネットグループ企業が提供する「GMOイプシロン」は、日本全国53,000店舗以上でコンビニ決済が可能です。コンビニ決済以外にも、クレジットカード決済やネット銀行決済などに対応しており、42,000社以上の導入実績があります。
▼対応しているコンビニブランド
- セブン-イレブン ※法人のみ
- ローソン
- ファミリーマート
- セイコーマート
- ミニストップ
▼導入にかかる料金
月額最低手数料 1,000円、決済サービス基本利用料 月額2,500円
ペイディ
70万以上の加盟店で導入されている「Paidy」は、初期費用・月額費用が無料で利用できる、後払いサービスです。消費者はECサイトなどでの支払いにPaidyを選択し、メールアドレスと携帯電話番号、認証コードを入力したら、コンビニや銀行で支払います。
▼対応しているコンビニブランド
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- セイコーマート
▼導入にかかる料金
初期・月額費用無料
詳細はこちら:https://paidy.com/merchant/
コンビニ決済導入にかかる決済代行サービスの費用や手数料
KOMOJU・SBペイメントサービス・GMOイプシロン・Paidyでコンビニ決済を導入する場合、各サービスでかかる費用・手数料をご紹介します。
KOMOJU |
|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済手数料 | 2.75% |
消費者の負担 | 220円 |
返金手数料 | 300円 |
SBペイメントサービス |
|
初期費用 | 3,000円 |
月額費用 | 1,000円 |
決済手数料 | 1.80% |
決済サービス利用料率 | 不要 |
トランザクション費 | 100円 |
GMOイプシロン | 法人料金 | 個人料金 | ||
決済額/決済手数料(税抜) | 〜1,999円 | 130円/回 | 〜1,999円 | 130円/回 |
2,000円〜2,999円 | 150円/回 | 2,000円〜2,999円 | 150円/回 | |
3,000円〜4,999円 | 180円/回 | 3,000円〜4,999円 | 180円/回 | |
5,000円〜 | 4%/回 | 5,000円〜 | 4%/回 | |
月額最低手数料(税抜)※1 | – | 1,000円 | – | – ※2 |
※1. 毎月、月額最低手数料と決済手数料を比較し、上回った方の手数料が適用されイプシロンに支払われます。
※2. 月額最低手数料は、クレジットカード決済のVISA/MASTER/DINERSに含まれます。
Paidy |
|
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済手数料 | 最大390円(税込)/1回 |
Shopifyストアにコンビニ決済を導入する手順
Shopifyストアにコンビニ決済を導入する手順をご紹介します。ここではKOMOJUを利用した場合の流れを取り上げます。KOMOJUなら無料でクリックのみの手軽さでコンビニ決済をShopifyに導入できます。
1. 決済代行サービス「KOMOJU」のアカウントを作成する
まずは、KOMOJUのアカウント登録を行います。アカウントを作成すると、KOMOJUの管理画面にログインでき、テストモードが利用可能になります。
実際に決済を利用する場合はテストモードではなく、ライブモードでの使用が必要です。KOMOJUの管理画面上で「決済を始める」ボタンをクリックすると、ライブモードの申し込みページへ移動します。必要事項を記入したら申請完了です。審査結果は2,3営業日後にメールで届きます。
2. KOMOJUの管理画面で決済手段を設定する
審査に通ったら、KOMOJUの管理画面で決済手段を設定します。
KOMOJUの管理画面にログインし、「設定」⇒「Shopify設定」⇒コンビニ決済の「接続」を選択すると、Shopify app storeに遷移します。
3. Shopifyでコンビニ決済を連携する
Shopify app storeに遷移されたら、[KOMOJU – コンビニ決済(Convenience Store)]の「アプリを追加する」をクリックしてください。
そこで[KOMOJU – コンビニ決済(Convenience Store)]の内容を確認し、「連携」⇒「アプリをインストール」と選択すると、KOMOJUの画面に切り替わります。
4. [KOMOJU - コンビニ決済]を有効化して設定完了
「KOMOJU – コンビニ決済(Convenience Store)を有効化する」を選択すれば、設定完了です。
まとめ|Shopifyストアでコンビニ決済に対応しよう
今回はShopifyストアにコンビニ決済を導入するメリット・デメリット、コンビニ決済に対応できる決済代行サービス、導入手順をご紹介しました。
コンビニ決済はインターネット上での支払いで2番目に多く利用されている決済手段です。コンビニ決済を含め、幅広い決済手段に対応していることで、カゴ落ちを防ぎ、売上アップにつなげることができます。
初期費用・月額費用が無料で、コンビニ決済を導入できるKOMOJUを検討してみてください。
この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。