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WooCommerceで導入できる決済方法と導入方法を解説

woocommerce 決済方法
最終更新日:2025 年 12 月 08 日

目次

この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。

WooCommerceでECサイトを構築・運営していると、「どの決済方法を導入すべきか」「どうやって決済方法を追加するのか」と迷うことも多いでしょう。

WooCommerceはWordPressに組み込める無料のECプラグインで、標準でも銀行振込やPayPalなど基本的な決済方法に対応しています。ただし、日本のECサイトで一般的なクレジットカード決済やコンビニ決済、スマホ決済などを利用するには、追加のプラグインや外部決済サービスとの連携が必要です。

本記事では、WooCommerceで導入できる主要な決済方法とそれぞれの特徴、導入の仕組み、外部決済サービス選定のポイントをわかりやすく解説します。

WooCommerceで決済方法を充実させるべき理由と注意点

WooCommerceは、WordPressにEC機能を追加できる無料プラグインです。商品登録や在庫管理に加え、決済機能を拡張することで本格的なオンラインショップを構築できます。

WooCommerceでECサイトを運営する際には、顧客が希望する決済方法を用意することが重要です。KOMOJUが実施した「ECサイトでの決済方法に関する実態調査」では、購入者の半数以上が「希望する支払い方法がなく、わずらわしさを感じたことがある」と回答し、うち約半数が他のECサイトで購入しています。決済方法の不足は、カートに入れた商品を購入せずにサイトから離脱するカゴ落ちの直接的な原因になります。

一方で、決済方法を増やしすぎると、顧客が迷いやすくなる点に注意が必要です。支払い画面で選択肢が多すぎると操作が煩雑になり、購入完了率が下がる恐れがあります。このあと紹介する主要な決済方法を参考に、顧客の購入単価や属性などを踏まえて、WooCommerceでわかりやすく、使いやすい決済環境を整えましょう。

ECサイトで人気の決済方法

ECサイトで人気の決済方法

ECサイトで用意すべき人気な決済方法を紹介します。特に人気なのは、クレジットカード決済、スマホ決済、コンビニ決済の3種類です。KOMOJUの調査でも、ECサイトで利用されている決済方法としてこれらが上位を占めています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、ECサイトで最も利用率が高い決済方法です。顧客がカード情報を入力するだけで即時決済が完了し、購入のハードルが低い点が特徴です。

【メリット】

  • 購入手続きがスムーズで、カゴ落ちを防ぎやすい
  • 分割払いやリボ払いなど柔軟な決済方法を提供できる
  • 海外ブランドにも対応し、越境ECにも活用できる

スマホ決済

スマホ決済は、PayPay・メルペイなどのアプリを利用し、スマートフォン上で支払いを完結できる方法です。若年層を中心に利用が拡大しており、日常的な決済方法として定着しています。

【メリット】

  • アプリひとつで支払いが完結し、利便性が高い
  • ポイント還元やキャンペーンを通じてリピート購入を促進できる
  • 若年層やモバイルユーザーに強い

 

▶︎あわせて読みたい:WooCommerceにPayPayを導入する方法とメリットを解説

コンビニ決済

コンビニ決済は、現金払いを希望するユーザーや、クレジットカードを持たない層に支持される決済方法です。全国の主要コンビニ(ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなど)で支払いが可能で、24時間利用できる手軽さが特徴です。

【メリット】

  • 現金派ユーザーや学生など幅広い層に対応できる
  • 支払いに安心感があり、初めてのネット購入にも適している
  • 店舗での支払うことができ、手続きのミスや不安が少ない

銀行振込

銀行振込は、BtoB取引や高額商品の販売などでよく利用される決済方法です。顧客が指定口座に直接入金するため、決済手数料を抑えやすく、信頼性も高いのが特徴です。

【メリット】

  • 高額商品の販売や法人顧客との取引に適している
  • クレジットカード情報を入力する必要がなく安心感がある
  • 入金の記録が明確で、経理処理がしやすい

代金引換

代金引換は、商品を受け取る際に代金を支払う方法で、ネット通販に慣れていない層にも安心感を与えられます。

【メリット】

  • 商品を確認してから支払うことができる安心感がある
  • クレジットカード決済やスマホ決済を使わない層にも対応できる
  • 支払いトラブルが少なく、販売者側のリスクが低い

WooCommerceに決済方法を導入する方法

WooCommerceでは、標準機能に加えてプラグインを活用することで、多様な決済方法を導入できます。代表的な方法は、「WooPayments」を利用するケースと、「外部の決済サービス」を連携するケースの2つです。それぞれの特徴とメリットを確認しましょう。

WooPaymentsを活用

WooPaymentsは、WooCommerceが公式に提供する決済プラットフォームです。追加プラグインとして導入するだけで、クレジットカード決済、Apple Pay、Google Payなどの主要なキャッシュレス決済を利用できます。決済履歴や返金対応をWordPressの管理画面内で一元管理できるため、外部サイトに移動せずに運営を完結できるのが大きな特徴です。

初期費用・月額費用は不要で、取引ごとに手数料が発生する従量課金制です。手数料の詳細は決済方法や国によって異なるため、最新情報は公式ドキュメントで確認しましょう。

ただし、2025年11月時点の日本では銀行振込やコンビニ決済、代金引換などの決済方法に対応していません。そのため、顧客層に現金派のユーザーや法人顧客が多い場合は、外部の決済サービスとの併用を検討する必要があるでしょう。

【WooPaymentsを利用する主なメリット】

  • WooCommerce/WordPressと完全統合され、管理がスムーズ
  • 初期費用・月額費用なしで導入でき、費用構造が明確
  • WooCommerce公式プラグインとして保守・サポートが充実

外部の決済サービスを活用

WooPaymentsでカバーできない決済方法(銀行振込・コンビニ決済・代金引換など)を導入したい場合は、外部の決済サービス(決済代行サービス)を活用するのが効果的です。WooCommerceは拡張性が高く、プラグインを追加することで多くの外部サービスと連携できます。

外部決済サービスを導入する際は、それぞれのサービスが提供する専用プラグインをWooCommerceに追加し、APIキーやアカウント情報を設定するだけで利用を開始できます。多くのサービスはサンドボックス(テスト環境)を用意しているため、本番前に動作確認も可能です。

【外部の決済サービスを活用するメリット】

  • WooPaymentsで未対応の決済方法を導入できる
  • 決済方法ごとに入金サイクルや手数料体系を調整できる
  • 複数通貨・海外決済にも対応可能で、越境ECにも強い
  • 専用プラグインでWooCommerceとの接続・運用が容易

 

外部決済サービスをうまく組み合わせることで、WooCommerceサイトにおける顧客の利便性を高め、購入率の向上につなげることができます。

外部決済サービスを選ぶポイント

外部決済サービスを選ぶポイント

WooCommerceで利用できる外部決済サービスは複数ありますが、自社のビジネスに最適なものを選ぶには、いくつかの観点から比較検討することが重要です。ここでは、導入前に確認すべき代表的なポイントを紹介します。

WooCommerceと互換性があるか

まず確認すべきは、選びたい決済サービスがWooCommerceと正式に互換性を持っているかどうかです。

WooCommerce公式プラグインや、WooCommerce向けに開発された専用プラグインを提供しているサービスであれば、接続や設定をスムーズに行うことが可能です。非対応サービスを無理に導入すると、エラーや注文データの連携不備などのトラブルにつながる恐れがあります。

WooCommerce公式サイトの「Extensions」ページや、各決済代行会社のサポート情報を事前に確認しましょう。

希望する決済方法が揃っているか

自社サイトの顧客層に合わせて、どの決済方法を提供するかを明確にし、それらを導入可能かを確かめることが重要です。

たとえば、個人の消費者が中心であればスマホ決済やコンビニ決済、法人顧客が多い場合は銀行振込が必須になるなど、ターゲットによって最適な組み合わせは異なります。

KOMOJUのように、クレジットカード決済・スマホ決済・コンビニ決済など複数の決済方法を一括で導入できるサービスを選べば、ユーザーの離脱を防ぎやすくなります。

自社にあった入金サイクル・運用フローか

決済代行サービスによって、売上金の入金サイクル(例:週1回・月1回など)や入金タイミングは大きく異なります。資金繰りを重視する場合は、入金の頻度やスピードが事業運営に適しているかを確認しましょう。

また、注文キャンセルや返金対応のプロセス、レポート機能の有無など、日々の運用フローにどれだけフィットするかも重要な比較ポイントです。WooCommerceとのデータ連携がスムーズであれば、経理処理や在庫管理の効率化にもつながります。

セキュリティ対策・サポート体制が十分か

決済情報を扱うサービスでは、セキュリティの高さが信頼性を左右します。PCI DSS(国際的なカード業界のセキュリティ基準)への準拠状況や、不正検知システムなどを採用しているかを確認しましょう。

また、トラブル発生時にすぐ相談できる日本語サポートや技術サポートがあるかどうかも大切な確認ポイントです。特に海外サービスを利用する場合は、サポート対応時間や言語にも注意が必要です。

手数料や月額費用などのランニングコストがいくらか

決済サービスは、導入時の初期費用よりもランニングコストが長期的に影響します。

1件ごとの決済手数料、月額利用料、振込手数料などを合算して比較しましょう。特に複数の決済方法をまとめて導入する場合は、サービスごとのトータルコストを把握しておくことが重要です。

WooPaymentsとKOMOJUはいずれも初期費用・月額費用が無料で、決済ごとに手数料が発生する従量課金型の仕組みになっています。取引量や販売単価に応じて、実際のコスト負担が変わるため、自社の販売規模に合った料金体系を選ぶのがポイントです。

KOMOJUでWooCommerceに多彩な決済方法を導入する

WooCommerceに多様な決済方法を導入するには、決済代行サービス「KOMOJU」を活用するのが効果的です。KOMOJUはWooCommerce公式プラグインを提供しており、国内外の主要な決済方法を簡単に追加できます。

KOMOJUでWooCommerceストアに決済手段を導入する

65種類以上の国内外の決済方法を導入可能

KOMOJUは、クレジットカード決済や銀行振込、コンビニ決済に加えて、PayPay・メルペイなどのスマホ決済、さらにAlipayやWeChat Payといった海外向け決済にも対応しています。これにより、日本国内のユーザーだけでなく海外のユーザーにも対応した越境ECサイトを構築できます。

入金サイクルを週1回または月1回から選択可能

売上金の入金サイクルは、週1回または月1回から選択できます。事業規模や資金繰りに応じて柔軟に設定できるため、安定したキャッシュフローを維持しやすいのが特徴です。

世界基準のセキュリティレベルで不正利用を防止

KOMOJUは、国際的なセキュリティ基準であるPCI DSSに準拠し、カード情報の暗号化や不正検知システムを導入しています。安全性の高い決済環境を提供し、顧客情報や取引データの保護を徹底しています。

実際に、TSIではKOMOJU導入後も承認率94〜95%を維持しつつ、チャージバックは3ヶ月間一度も発生しませんでした。移行前に発生していた不正利用や返金処理が一切なくなり、セキュリティ管理にかかる工数も大幅に削減されました。

AIによる不正検知と3Dセキュア2.0の組み合わせにより、利便性と安全性を両立した安定した運用を実現しています。

▶︎あわせて読みたい:チャージバックゼロと未来への挑戦:TSIがKOMOJU導入で実現した攻めのEC運営

初期費用・月額費用が無料で導入コストを最小化

KOMOJUは初期費用・月額費用ともに無料で、決済ごとの手数料のみが発生します。追加開発や外部ツールとの複雑な連携も不要なため、WooCommerceに多様な決済方法を低コストで導入できます。

まとめ|WooCommerceのECサイトに豊富な決済方法を導入しよう

WooCommerceは、プラグインを追加することで自由度の高いECサイトを構築できるのが大きな魅力です。中でも決済方法の充実度は、購入完了率を高めるうえで欠かせない要素です。クレジットカード決済やスマホ決済だけでなく、コンビニ決済や銀行振込など、顧客の多様なニーズに応える仕組みを整えることで、安心して購入できるサイト体験を提供できます。

WooPaymentsのような公式機能で主要なキャッシュレス決済を導入しつつ、KOMOJUなどの外部決済サービスを組み合わせれば、国内外の幅広い決済方法をカバーできます。自社のターゲット層や販売形態に合わせて最適な組み合わせを選び、WooCommerceの拡張性を最大限に活かした決済環境を整えましょう。

この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。

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