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PayPay導入
最終更新日:2024 年 03 月 14 日

PayPayとは?メリットや決済手数料、導入手順をわかりやすく解説

目次

この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。

スマートフォンさえあれば支払いができる、スマートフォン決済。年々利用者が増え、なかでも上位を占めているのが、PayPayです。実店舗だけでなくオンラインでも利用できるため、導入すれば多くの顧客が見込めます。

しかし、PayPayの具体的なメリットや導入方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事ではPayPayの使い方や事業者向けの導入方法、決済手数料などについてわかりやすく解説します

PayPayとは?

PayPayとは

画像引用:PayPay公式サイト

PayPayとは、PayPay株式会社がサービスを展開するスマートフォン決済サービスです。スマートフォン決済のなかでも利用者数が多いのが特徴で、総務省統計局の調査によると2023年12月時点で約6,100万人。日本人口の約2人に1人が登録していることになります。

利用できる店舗は2023年3月時点で410万箇所以上で、買い物だけでなく、公共料金の支払いや残高の送金などにも幅広く利用できます。「Alipay」や「Kakao Pay」などアジア各国のキャッシュレス決済サービスとも連携しているため、多くの顧客を見込めるのが最大のメリットです。

PayPayはQRコードを読み取ることで支払いができるため、現金のやりとりをする必要がありません。クーポンやスタンプカードもアプリ上で発行できるため、店舗側の管理の手間が省け、リピーターの増加にもつなげやすいです。0円で店舗導入できるサービスであるため、試しに始めてみたい場合にもおすすめです。

PayPayで決済する方法

PayPayの決済方法は大きく分けて2つです。利用者は、あらかじめスマートフォンにPayPayのアプリをインストールしておく必要があります。

利用者側がQRコードを見せる場合

利用者がスマートフォンでQRコード(またはバーコード)を見せて支払う方法で、ストアスキャン方式とも言います。QRコードは、利用者のPayPayアプリのホーム画面に表示されています。店舗側がそのコードを専用端末で読み取れば、支払い完了です。

利用者側がQRコードを読み取る場合

もうひとつは店のレジ近くに表示されているPayPayのQRコードを、利用者側がスマートフォンで読み取ることで支払いを行う方法です。ユーザースキャン方式とも呼ばれています。QRコードを読み取ると金額の入力画面に切り替わります。支払い金額を利用者が手入力し、店舗側の確認を経て「支払う」ボタンを押します。店舗側はQRコードを表示しておくだけで、専用端末は必要ありません。主な支払い操作は利用者側が行うのが特徴です。

PayPay残高をチャージする方法

PayPayの残高が足りなくなった場合のチャージ方法は、以下のものがあります。

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 現金(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで可能)
  • PayPayカード
  • Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い

現金以外はあらかじめPayPayアプリに登録して、連携しておく必要があります。

チャージ手数料は無料ですが、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いは当月2回目以降チャージ金額の2.5%(税込)の手数料が発生します。

チャージの手順は以下の2ステップで完了です。

  1. まず、ホーム画面にある「チャージ」をタップします。
  2. 次に、チャージ方法とチャージ金額を選びます。

【消費者側】PayPayを利用する3つのメリット

【消費者側】PayPayを導入する3つのメリット

消費者がPayPayを導入するメリットをご紹介します。

1. クーポンを利用してお得に買い物できる

PayPayはお得なクーポンを毎月配布しており、獲得しておくことで、支払い時に自動的に適用されます。サービスを利用してスマートフォン決済するだけで、現金よりお得に支払えるため、一度利用してみると良いでしょう。また、支払金額に応じてPayPayポイントが還元されます。

2. 支払いが楽になる

PayPayを導入すれば、スマートフォンで店舗のQRコードを読み取るだけで簡単に支払いを済ませることができます。財布を開けてお金を取り出す手間がなくなる点や、お釣りを待つ時間がなくなる点もPayPayを導入することで得られるメリットです。

3. 利用できる店舗が多い

PayPayを利用できる店舗が多く、現在も利用可能な店舗数は増え続けています。利用できる店舗の一例は以下のとおりです。

  • コンビニ:セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート など
  • 飲食店:ケンタッキーフライドチキン・スターバックスコーヒー・すき家 など
  • 家電量販店:ケーズデンキ・ビックカメラ・ヤマダ電機 など

PayPayが使えるお店はこちら

【事業者側】PayPayを導入する5つのメリット

【事業者側】PayPayを導入する5つのメリット

まずは事業者が実店舗でPayPayを導入するメリットをご紹介します。

1. 専用端末不要で導入できる

PayPayは専用端末不要で導入できるサービスです。他社のサービスでは、専用端末を用意しなければ利用できないものもあります。しかし、PayPayはスマートフォンやパソコンさえあれば導入できます。スマートフォンかパソコンから審査情報を入力し、審査通過後に受け取ったQRコードを店舗に設置するだけです。初期費用は一切かかりません。スマートフォン決済の中で、比較的導入しやすいサービスといえます。

2. 利用率が高く集客率向上が期待できる

PayPayは利用率が高く集客率向上が期待できます。日本人口の約2人に1人が利用しているサービスであることから、需要が高いことがわかります。店舗だけでなくオンライン上でも利用可能なため、オンラインでのクレジットカード番号の登録になじめない顧客でも使いやすいです。

また、海外のキャッシュレス決済との連携も可能です。ユーザースキャン方式を導入していれば台湾のキャッシュレス決済が、ユーザースキャン方式でかつAlipay+を導入しているならタイ・マレーシア・フィリピンのキャッシュレス決済が利用できます。インバウンド需要を狙う場合にも、PayPayの導入は効果的です。

3. 万全なサポート体制で安心して導入できる

PayPayは導入前も導入後も、電話相談でのサポートを受けられるため、安心です。また、不正利用を防止するテクノロジーや専任スタッフによる監視体制も整っています。さらに、PayPayでの悪質な取引により加盟店が損害を受けた場合、補償制度により取引金額分をPayPayが入金するサポートもあり、心強いです。

4. 新規顧客の獲得につながる

事業者が独自のPayPayクーポンとPayPayスタンプカードを発行できることもメリットです。お客様のアプリ上にお得情報を発信できるようになり、そこから新規顧客の獲得が期待できます。

PayPayクーポンは、店舗を初めて利用する人向けやリピーター向けなど、ターゲットをしぼって発行できるのが魅力です。また、クーポンの利用回数や利用金額の範囲も設定できるため、店舗の予算に無理なく合わせて集客対策できます。

PayPayスタンプカードは、スマートフォン上で管理できるスタンプカードです。スタンプカードを設定している店舗で使えば、自動的にスタンプが押されるため、店側の手間も省けます。2021年12月にサービスを始めてから1年強で利用者が1000万人を超えました。

PayPayクーポンとPayPayスタンプカードは「PayPayマイストア ライトプラン」のサービスとなっており、トライアルキャンペーンを利用すれば初期費用無料で月額利用料金も最大2カ月無料であるため、一度利用してみて効果があれば続けてみると良いでしょう。

5. 店舗のPRを効果的に行える

店舗をPRする際に広告料などがかかってしまいます。しかし、PayPayではお客様のアプリ上に店舗情報を配信できるため、費用を抑えて店舗のPRが行えます。店舗情報にはイベントやキャンペーン、営業時間などさまざまなことを記載でき、効果的に店舗をブランディングすることも可能です。

PayPayの導入手順

PayPayの導入方法

PayPayは個人事業主でも法人でも導入可能です。次の手順で導入します。

  1. 仮登録
  2. 申込み案内メールを受信
  3. 審査情報を入力

STEP1 仮登録

  • まず、仮登録する前に必要な書類を確認しておきましょう。必要な書類は次のとおりです。原本をご用意ください。本人確認書類(いずれか1点)
    • 運転免許証
    • 在留カードおよび特別永住者証明書
    • 個人番号カード(マイナンバーカード)
    • 日本国パスポート(個人事業主の場合は、+住所確認書類)
    • 各種健康保険証(個人事業主の場合は、+住所確認書類)
      • 住所確認書類は公共料金領収書・住民票記載事項証明書・住民票の写しのいずれか1点。6カ月以内に発行されたもの。
  • 法人番号(法人の方のみ)
  • 店舗写真(各1枚ずつ)
    • 店舗外観画像(店舗名と入り口がわかる全景写真)
    • 店舗内観画像(サービス内容や取り扱う商品がわかる全景写真)


この他、中古品を扱う店や旅行代理店などに該当する場合は、別途書類が必要です。詳細は公式ページからご確認ください。上記の書類が揃っていることが確認できたら、仮登録を開始します。仮登録は申込みフォームからメールアドレス・氏名・法人または屋号名・連絡先の電話番号を入力します。

STEP2 申込み案内メールを受信

仮登録が完了したら、登録したメールアドレス宛に申込み用フォームリンクが届きます。迷惑メール対策していると、メールを受信できない場合があります。「@paypay-corp.co.jp」からのメールを受信できるよう設定しておきましょう。

STEP3 審査情報を入力

申込みフォームの指示に沿って必要な審査情報を入力していきます。申込みが完了できたらメールが届きます。また、申込みには審査書類のアップロードが必要です。先程解説した必要な書類を画像ファイルで事前に用意しておくとスムーズに申し込めます。

申込み完了後、審査に通過したら、約1週間程度でスタートガイドが届き、初期設定をすれば導入完了です。

実店舗のお支払い方法として有名なPayPayですが、最近はECサイトへの導入も増え、オンライン上で使えることが増えています。PayPayのオンライン決済は、今後さらに人気の出る決済方法として、EC事業者の皆様は今のうちに導入することをおすすめします。

PayPay(オンライン決済)の導入方法

PayPay(オンライン決済)の導入に際して、実店舗での導入は必要ありません。PayPayのオンライン決済のページから導入申請が可能です。また、PayPayを含めた複数の決済方法を導入する場合は、決済代行会社に申し込んでP一括導入することが可能です。

決済代行サービスのKOMOJUでは、PayPayのオンライン決済だけでなく、LINE Payメルペイのオンライン決済、さらにはd払いや、au PAY楽天ペイなどにもひとつのアカウントからお申し込みできるので、新しい決済方法を導入したい事業者様には非常に便利です。さらにすべての決済方法に初期費用・月額費用の固定費が発生しません。ShopifyなどのECプラットフォームをご利用中なら、クリックのみで導入できます。詳しくは以下のリンクからご確認ください!

PayPayなどのスマホ決済をオンライン導入するならKOMOJU

KOMOJUなら、初期・月額費用無料で、カード決済やスマホ決済、後払い決済などの決済方法をネットショップに一括導入することができます。

PayPay導入にかかる費用と手数料

PayPayの決済手数料

PayPayの導入にかかるのは、基本的に売上があった際に生じる決済手数料と振込手数料のみがです。以下、費用別に解説していきます。

初期費用

PayPayは初期費用が無料で始められます。ユーザースキャン方式なら専用端末が不要なため、機器費用もかかりません。

決済手数料

PayPayの決済手数料はマイストアライトプランを利用している場合に1.60%、未加入の場合に1.98%かかります。クレジットカード会社やほかの決済アプリでは2.50~3.75%かかることを考えれば、かなりのコストカットです。マイストアライトプランはトライアルキャンペーンが適用されれば、初めの2カ月が無料で利用できます。3カ月目からは1店舗あたり1,980円の月額料金がかかります。
また、オンラインの決済手数料は、物販が3.8%、デジタルコンテンツが10%です。ECプラットフォームや決済代行会社では独自の月額固定費などがかかるのでご注意ください。

決済手数料は取引金額から自動で引き落とされます。決済が発生しない場合には決済手数料は発生しません。

振込手数料

銀行への振込手数料は、月1回無料で利用できます(月末締め)。2回目以降はPayPay銀行の場合は1回20円、その他の銀行の場合は1回200円です(税別)。

PayPayの導入で気をつけるべきポイント

PayPayの導入で、事業者側が気をつけるべきポイントをまとめました。

ユーザースキャン方式は顧客層によっては不向き

ユーザースキャン方式は専用端末が不要で導入しやすいものの、その分顧客側の操作が多くなります。スマートフォンを使い慣れていない高齢の顧客にとっては、使い勝手が悪いと感じるかもしれません。顧客層によっては、PayPayだけでなくクレジットカードなどの決済にも対応できるPayCAS Mobileを導入したほうが、顧客ニーズに幅広く応えられるでしょう。

セキュリティ管理を定期的に行う

PayPayではセキュリティ対策が行われていますが、事業者側もできることがあります。

売上を確認するサイトにログインする際のパスワードは定期的に変更し、できるだけ複雑なものにしておきましょう。外部からの攻撃に備えて、FREE Wi-Fiの使用を控えることもひとつの対策です。

まとめ|PayPay導入で新規顧客の獲得を目指そう

本記事では、PayPayを導入するメリットや導入する方法について解説しました。

PayPayを導入することで支払い方法のニーズに応えやすくなり、集客率の向上が期待できます。決済手数料は多少かかるものの、それを上回るメリットが得られるでしょう。

KOMOJUではオンラインの決済代行サービスを提供しています。PayPayだけでなくスマートフォン決済クレジットカード決済コンビニ決済など、あらゆる決済方法をまとめて一括で導入することも可能です。国内だけでなく、世界中の決済方法に対応しています。

支払い方法を幅広く用意しておくと、多くのお客様をとりこむことができます。ぜひ、KOMOJUのサービスを利用し、PayPayをはじめとしたさまざまな決済方法を導入してみてください。

この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。

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