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KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。
Shopifyでは、標準機能(手動決済)を利用して銀行振込を導入できます。
また、決済代行サービスを利用して導入することも可能です。
銀行振込は、クレジットカードを利用しない顧客や法人顧客にも対応しやすく、ECサイトの決済方法を充実させる手段の一つです。
一方で、入金確認や返金対応など運用面で注意すべきポイントもあります。
本記事では、Shopifyで銀行振込を導入する2つの方法、具体的な設定手順、メリット・デメリットを解説します。
あわせて、銀行振込以外に導入を検討したい決済方法についても紹介します。
銀行振込とは?
銀行振込とは、購入者が指定された銀行口座に代金を振り込む決済方法です。
クレジットカード決済や電子マネー決済とは異なり、購入者自身が銀行窓口やATM、インターネットバンキングを利用して支払いを行います。
ECサイトでは、クレジットカードを保有していない方や、カード情報の入力に抵抗がある方に向けた決済方法として利用されています。
また、法人顧客向けの販売や高額商品の決済方法としても利用されることがあります。
▶︎あわせて読みたい:銀行決済とは?種類や特徴について解説
Shopifyに銀行振込を導入する方法は2パターン
Shopifyで銀行振込を導入する方法には、「Shopify標準機能(手動決済)」と「決済代行サービス」の2つがあります。
どちらの方法でも銀行振込を導入できますが、設定方法や運用負荷、発生するコストが異なります。
ECサイトの受注件数や運営体制に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。
ここでは、それぞれの仕組みやメリット・デメリットについて解説します。
Shopify標準機能(手動決済)で導入する
Shopifyには銀行振込を設定できる標準機能が用意されており、追加のサービスを利用せずに導入できます。
顧客が銀行振込を選択すると注文が作成され、その後、事業者が入金を確認して発送手続きを進める仕組みです。
Shopify標準機能のメリットは、追加の決済手数料がかからず、管理画面から簡単に設定できることです。
外部サービスとの契約や審査が不要なため、比較的短期間で銀行振込を導入できます。
一方で、入金確認や注文管理、返金対応を手動で行う必要があります。
注文ごとに入金状況を確認し、入金後に発送手続きを進めなければならないため、注文数が増えるほど運用負荷が大きくなります。
そのため、注文数が比較的少ないECサイトや、運用コストを抑えながら銀行振込を導入したい事業者に向いています。
決済代行サービスを利用して導入する
「KOMOJU」などの決済代行サービスを利用して銀行振込を導入する方法もあります。
Shopifyと決済代行サービスを連携することで銀行振込が利用できるようになり、入金状況や決済情報は決済代行サービスの管理画面で確認します。
Shopify標準機能では注文ごとに入金確認を行う必要がありますが、決済代行サービスを利用すると入金状況や決済情報を管理画面でまとめて確認できます。
また、銀行振込だけでなく、クレジットカード決済やPayPayなど複数の決済方法を導入・一元管理できる点も特徴です。
一方で、サービス利用に伴う決済手数料が発生するほか、導入時にはShopifyと決済代行サービスの連携設定が必要になります。
そのため、受注件数が多いECサイトや、決済管理の効率化を図りたい事業者、銀行振込以外の決済方法もまとめて導入したい事業者に適しています。
Shopifyで銀行振込を導入するメリット
銀行振込は、クレジットカード決済だけではカバーできない顧客ニーズに対応できる決済方法です。
ここでは、Shopifyで銀行振込を導入する主なメリットを紹介します。
クレジットカード以外の決済ニーズに対応できる
銀行振込を導入すると、クレジットカードを持っていない方や、カード情報の入力に不安を感じる方のニーズにも対応できます。
ECサイトの利用者のなかには、セキュリティ面の懸念からクレジットカード決済を避けたい方もいます。
また、法人によっては社内規定によりクレジットカードを利用できないケースもあります。
銀行振込という選択肢を用意することで、こうした顧客の決済ニーズに対応しやすくなります。
高額商品の購入ハードルを下げられる
銀行振込は、高額商品の購入を検討している顧客が利用しやすい決済方法です。
高額な商品やサービスの場合、クレジットカードの利用限度額がネックになることがあります。
また、一度に大きな金額をカード決済することに抵抗を感じる方も少なくありません。
家具や家電、法人向けサービスなど比較的高単価な商品を扱うECサイトでは、銀行振込のニーズが高まる傾向があります。
法人顧客にも対応しやすい
銀行振込を導入すると、法人顧客が利用しやすい決済環境を構築できます。
法人顧客のなかには、経費処理や社内ルールの都合から、クレジットカード決済ではなく銀行振込を希望するケースがあります。
特にBtoB取引では、請求書払いとあわせて銀行振込が利用されることもあります。
そのため、法人顧客を対象とするECサイトでは、銀行振込に対応することで法人顧客との取引がしやすくなります。
決済方法の選択肢を増やし、カゴ落ち防止につながる
銀行振込を導入すると、決済方法が理由で購入を断念する(カゴ落ち)ユーザーの減少が期待できます。
ECサイトでは、商品をカートに入れたユーザーが、希望する決済方法が見つからずに購入を取りやめるケースがあります。
たとえば、クレジットカードを持っていない方や、普段から銀行振込を利用している方は、利用したい決済方法がないことでサイトから離脱しかねません。
銀行振込を追加することで決済方法の選択肢が増え、決済画面での離脱防止につながります。
Shopifyで銀行振込を導入するデメリット・注意点
銀行振込にはメリットがある一方で、入金確認や注文管理など運用面で注意すべきポイントもあります。
導入前に確認しておきたい主なデメリットを見ていきましょう。
入金確認や発送までに時間がかかる場合がある
銀行振込は、決済完了までに時間を要する場合があります。
クレジットカード決済や電子決済は決済完了をリアルタイムで確認できますが、銀行振込は顧客による振込手続きが必要です。そのため、注文から入金までに時間がかかることがあります。
また、入金確認後に商品を発送する運用の場合、発送までの日数も長くなる傾向があります。
特に土日祝日や金融機関の営業時間外は、入金確認が翌営業日以降になる場合もあるため注意が必要です。
注文数が増える場合は、運用フローの見直しや決済代行サービスの活用も検討するとよいでしょう。
未入金になるリスクがある
銀行振込では、未入金のまま注文がキャンセルとなる可能性があります。
銀行振込では、注文後に顧客が振込手続きを行わなければ決済が完了しません。
そのため、注文があっても入金されず、結果的にキャンセルとなる場合があります。
未入金注文による管理負担を減らすために、支払期限の設定やリマインドメールの送信を行うとよいでしょう。
購入者に振込手数料がかかる可能性がある
銀行振込では、金融機関や利用する口座によって振込手数料が発生する場合があります。
振込手数料を購入者が負担する場合、クレジットカード決済やQRコード決済※などと比べて、負担が大きくなることもあります。
商品価格によっては、振込手数料が購入のハードルになる可能性もあるため、銀行振込だけでなく複数の決済方法を用意しておくことが重要です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
Shopify標準機能で銀行振込を設定する方法
Shopifyでは、標準機能の「手動決済」を利用することで銀行振込を設定できます。
ここでは、Shopify管理画面から銀行振込を設定する手順を紹介します。
なお、本記事で紹介する設定手順は2026年6月時点のものです。
Shopifyの管理画面や仕様は変更される場合があるため、最新の情報は実際の管理画面やShopifyヘルプページをご確認ください。
1. 管理画面の左下にある「設定」>「決済」の順にクリック
Shopify管理画面にログインし、画面左下の「設定」から「決済」を開きます。
2. 「手動の決済方法」をクリック
画面を下へスクロールし、「決済設定」セクションから「手動の決済方法」をクリックします。
3. 「銀行振込」を選択
追加できる決済方法の一覧から「銀行振込」を選択します。
4. 表示された「追加情報」と「決済手順」を入力
銀行振込を利用する購入者に振込先や支払い条件を案内するための情報を設定します。
「追加情報」
「追加情報」は、購入者がチェックアウト画面で銀行振込を選択した際に表示される説明文です。
振込先情報だけでなく、振込期限や発送条件なども記載しておくと、購入者との認識違いを防ぎやすくなります。
記載しておきたい内容は以下のとおりです。
- 振込先銀行情報(銀行名・支店名・口座番号・口座名義)
- 振込期限(例:注文日から7日以内)
- 振込手数料の負担者(例:お客様負担)
- 発送条件(例:入金確認後に発送)
- 未入金時の対応(例:振込期限までに入金がない場合はキャンセル)
<記載例>
商品代金は下記口座へお振込みください。 【振込先】 ◯◯銀行 ◯◯支店 普通 1234567 口座名義:◯◯ショップ ご注文日から7日以内にお振込みをお願いいたします。 振込手数料はお客様負担となります。 入金確認後に商品を発送いたします。 |
「決済手順」
「決済手順」は、購入者が銀行振込を選択して注文を完了した後に表示される案内文です。
注文後に確認する情報となるため、振込先や振込期限が分かるように記載しましょう。
「追加情報」と同じ内容をベースにしつつ、注文完了後の案内として自然な文章にすると分かりやすくなります。
<記載例>
ご注文ありがとうございます。 お支払い方法として銀行振込を選択いただきました。 下記口座へ商品代金をお振込みください。 【振込先】 ◯◯銀行 ◯◯支店 普通 1234567 口座名義:◯◯ショップ ご入金確認後に商品を発送いたします。 振込期限はご注文日から7日以内です。 |
5. 「銀行振込を有効にする」をクリック
必要事項の入力が完了したら、「銀行振込を有効にする」をクリックします。
6. 注文確認メールに銀行振込先を表示する(任意設定)
Shopifyでは、注文確認メールのテンプレートを編集して、銀行振込を選択した購入者に振込先情報を表示できます。
銀行振込では購入者が注文後に振込手続きを行うため、注文確認メールにも振込先や支払い条件を記載しておくと、問い合わせの削減につながります。
設定は以下の手順で行います。
- 「設定」>「通知」を開く
- 「お客様への通知」>「注文の確認」を選択する
3.「コードを編集」をクリックする
4. テンプレートに銀行振込用のコードを追加する
なお、テンプレート編集を行う前に、編集前のHTMLコードをバックアップしておくことをおすすめします。
以下は銀行振込を選択した購入者にのみ振込先情報を表示するサンプルコードです。
<サンプルコード>
{% assign bank_deposit_transactions_size = transactions | where: ‘gateway_display_name’, ‘Bank deposit’ | size %} {% if bank_deposit_transactions_size > 0 %} <td class=”customer-info__item”> <h4>決済方法</h4> <p> 下記口座へ商品代金をお振込みください。<br><br> 【振込先】<br> ◯◯銀行 ◯◯支店<br> 普通 1234567<br> 口座名義:◯◯ショップ<br><br> ご入金確認後に商品を発送いたします。<br> 振込期限はご注文日から7日以内です。 </p> </td> {% endif %} |
決済代行サービス「KOMOJU」で銀行振込を導入する方法
Shopifyでは、標準機能の「手動決済」だけでなく、決済代行サービスを利用して銀行振込を導入することもできます。
「KOMOJU」は、Shopifyと連携できる決済サービスの一つです。
銀行振込に加えて、クレジットカード決済やPayPayなどのQRコード決済、コンビニ決済など複数の決済方法をまとめて導入できるため、決済方法を拡充したい場合に活用できます。
また、銀行振込の入金確認を手動で行う必要がなく、EC事業者の運用負荷を軽減できる点も特徴です。
【KOMOJUを利用するメリット】
- 銀行振込の入金確認を効率化できる
- Shopifyと連携して利用できる
- 銀行振込に加え、クレジットカードやPayPayなど複数の決済方法をまとめて導入できる
- 決済管理を一元化しやすい
- 週次・月次の入金サイクルに対応している
【KOMOJUで銀行振込を導入する手順】
- KOMOJUアカウントを作成する
- 加盟店情報や必要事項を登録する
- 利用する決済方法として銀行振込を有効化する
- テスト注文を行い、決済フローを確認する
- ShopifyとKOMOJUを連携する
- 本番環境で運用を開始する
参照:【Shopify】KOMOJU決済をLiveモード(本番環境)で利用開始する方法
Shopifyの注文数が増えてきた場合や、銀行振込の管理工数を削減したい場合、複数の決済方法を効率的に運用したい場合は、決済代行サービスの活用を検討するとよいでしょう。
KOMOJUの銀行振込について詳しく知りたい方は、こちらのページをご確認ください。
Shopifyで銀行振込以外に導入すべき決済方法
銀行振込は一定のニーズがある決済方法ですが、ECサイトの売上拡大を目指す場合は、複数の決済方法を用意することが重要です。
KOMOJUが2024年に実施した調査によると、ECサイトで最も利用されている決済方法は「クレジットカード」が79%で最多となり、次いで「デジタルウォレット(PayPayなどのQRコード決済・スマホ決済)」、「コンビニ決済」が続いています。
また、「希望する支払い方法がなく、わずらわしさを感じたことがある」と回答した購入者は50%を超えており、その約半数は別のECサイトで購入した経験があります。
そのため、銀行振込だけでなく、以下のような決済方法もあわせて導入することが重要です。
- クレジットカード決済
- PayPayなどのQRコード決済
- コンビニ決済
- 電子マネー決済
- 後払い決済
- ペイジー決済
決済方法が増えるほど顧客の利便性は向上しますが、その一方で複数の決済サービスを個別に契約・管理する手間も発生します。
KOMOJUでは、銀行振込を含むさまざまな決済方法をまとめて導入・管理できます。
Shopifyで複数の決済方法を効率的に導入したい場合は、選択肢の一つとして検討するとよいでしょう。
まとめ|銀行振込を含む、最適な決済サービスを導入しよう
銀行振込は、クレジットカードを利用しない顧客や法人顧客にも対応できる決済方法です。
高額商品の購入ハードルを下げたり、決済方法の選択肢を増やしたりすることで、購入機会の損失を防ぐことにもつながります。
Shopifyで銀行振込を導入する方法には、「Shopify標準機能(手動決済)」と「決済代行サービス」の2パターンがあります。
注文数が少ない場合や、まずは低コストで導入したい場合はShopify標準機能が適しています。
一方で、注文数が増えてきた場合や、決済管理の負担を軽減したい場合は決済代行サービスの活用も有効です。
また、ECサイトの売上向上を目指すのであれば、銀行振込だけでなく、クレジットカード決済やPayPayなどのQRコード決済、コンビニ決済といった複数の決済方法に対応することも重要です。
顧客が普段利用している決済方法を選択できる環境を整えることで、より購入しやすいECサイトを構築できます。
KOMOJUでは、銀行振込をはじめ、クレジットカード決済やPayPay、コンビニ決済、後払い決済などさまざまな決済方法をShopifyへまとめて導入できます。
複数の決済方法を効率的に管理したい方や、今後の事業成長を見据えて決済基盤を充実させたい方は、KOMOJUの導入も検討してみてください。
よくある質問
Shopifyの銀行振込に関するよくある質問に回答します。
1. Shopifyの銀行振込の手数料はいくらですか?
Shopify標準機能の銀行振込では、Shopifyに支払う決済手数料は発生しません。
一方で、購入者には金融機関所定の振込手数料が発生する場合があります。
また、KOMOJUなどの決済代行サービスを利用する場合は、サービスごとに定められた決済手数料が発生します。
最新の手数料は公式サイトをご確認ください。
2. Shopifyの銀行振込で返品・キャンセルが発生した場合はどうすればよいですか?
銀行振込では、事業者が購入者の口座に返金するのが一般的です。
注文後にキャンセルが発生した場合は、入金済みであれば返金対応を行います。
返品の場合は、商品の返送や到着確認後に返金するケースが一般的です。
また、返金時の振込手数料の負担者や返品条件については、あらかじめ利用規約や返品ポリシーに明記しておくことをおすすめします。
3. Shopifyの銀行振込は海外顧客にも対応できますか?
Shopify標準機能の銀行振込は、主に国内顧客向けの決済方法です。
海外顧客にも対応したい場合は、クレジットカード決済や海外向け決済に対応した決済サービスの導入を検討しましょう。
4. Shopifyでは銀行振込と他の決済方法を併用できますか?
はい、併用できます。
Shopifyでは銀行振込に加えて、クレジットカード決済やQRコード決済、コンビニ決済など複数の決済方法を併用できます。
なお、対応する決済方法は、Shopify ペイメントや決済代行サービスなど、利用するサービスによって異なります。
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