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最終更新日:2023 年 08 月 21 日

【2023年版】Shopifyの人気テーマ15選!選ぶ際に注意すべきポイントを解説

目次

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豊富なテンプレートを使って誰でも簡単にECサイトを構築できる「Shopify」。Shopifyテーマには、サイトのデザインだけでなく機能も組み込まれており、Shopifyテーマを選ぶだけでECサイト構築が可能です。

ただ、無料・有料含めて約120種類もあるShopifyテーマの中から、販売商品や自社ブランドに合うテーマを探すのが難しいとの声もあります。

本記事では、Shopifyの人気テーマをご紹介するとともに、Shopifyのテーマを選ぶ際に注意すべきポイントを解説します。ShopifyでのECサイト構築にあたって、テーマ選びの参考になれば幸いです。

Shopifyテーマ(themes)とは?

Shopifyテーマ(themes)とは?

参照:公式Shopifyテーマストア

Shopifyテーマとは、世界175か国で利用されているEC構築プラットフォーム「Shopify」のデザインテンプレートのことです。

ShopifyテーマにはECサイトのデザインや機能が組み込まれており、誰でも簡単にECサイトを構築できます。テーマはShopifyの管理画面からカスタマイズ可能です。

公式Shopifyテーマストアでは、無料・有料のテンプレートが提供されています。2023年2月現在、無料のテーマが11点、有料のテーマが109点です。また、非公式のShopifyテーマも展開されています。なお、Shopifyには通常のShopifyと大企業向けのShopify Plusがありますが、双方のプランで同じテーマを利用可能です。

無料版と有料版のShopifyテーマの大きな違いとは?

Shopifyテーマの無料版・有料版の違いは、サイトのデザインや利用できる機能の数にあります。

無料版のShopifyテーマでは、シンプルなデザインのものが多いです。機能面では「商品カート」「FAQページ」「絞り込み検索」「商品レビュー」など、ECサイトの構築に必要な機能が利用できます。

一方、有料版のShopifyテーマでは、無料版よりも洗練されたデザインのテンプレートがあり、よりECサイトを作り込むことが可能です。機能はそれぞれのテーマで異なりますが、代表的なものは以下のとおりです。

  • 色の見本

 商品カラーの選択が、色の名前ではなく色の表示によりできる機能です。微妙な色合いが表現できます。

  • 設定テーマ数

 テーマごとにさらに3〜5つずつテーマが用意されているものもあります。より商品に合ったページ作りが可能です。

  • 無限スクロール

 画面を下へ下へと無限にスクロールできる機能です。コンテンツが途切れないため、ユーザーの滞在時間が長くなります。

  • カウントダウンタイマー

 特典がつく期間が終了しそうになったり、商品がなくなりそうになったとき、ユーザーに知らせる機能です。

  • パンくずリスト

 サイトの訪問者が、自分がサイトのどこにいるか分かるように示すものです。「トップ→東京駅周辺→パスタ店」と表示されていれば、東京駅周辺のパスタ店のページを見ていることが分り、ユーザーは必要な情報へサイト内を移動しやすくなります。

【無料版】Shopifyのテーマ一覧

まず、無料版のShopifyテーマを人気順にご紹介します。2023年2月時点で紹介されている11点のテーマを取り上げます。有料版と比較すると、デザイン性やカスタマイズ性で劣る部分もありますが、初めてShopifyでECサイトを構築する場合であればお試ししやすいでしょう。また、無料のテーマはShopifyが作成していてサポートしているのでサポート面でも安心です。

  • Dawn:商品画像を中心に据えたミニマルなテーマ。
  • Refresh:製品の品質と良さを引き立てるテーマ。
  • Craft:手作業で作られた商品の価値を感じさせる洗練されたテーマ。
  • Sense:製品の詳細を鮮やかに見せるレイアウトが特徴的なテーマ。
  • Ride:スポーツの躍動感がある、独特でダイナミックなテーマ。
  • Origin:ユニークな作品を販売するメーカー向けに設計されたスタイリッシュなテーマ。
  • Studio:作品とそのアーティストに焦点を当てたスタイリッシュなテーマ。
  • Taste:特産品や大がかりなブランディングに最適なテーマ。
  • Publisher:独立したスタジオや出版社にインスパイアされた前衛的なテーマ。
  • Carve:商品の色合いをビビットに見せる目を引くテーマ。
  • Colorblock:高級感のあるファッションに最適な印象的なテーマ。

各テーマ画面の表示方法

Shopifyテーマを設定するまえに、どのように画面に表示されるか確認しましょう。デモ画面で表示方法を確認できます。無料のテーマ「Dawn」を例にご紹介します。

1.「デモストアを表示する」をクリックします。

各テーマ画面の表示方法1

2. ストアのデモ画面が表示されます。画面上部のマーク「デスクトップ」「スマートフォン」をクリックすると、表示切り替えができ、端末での見え方を確認できます。

各テーマ画面の表示方法2

Shopifyテーマ選びで気をつけるべきポイント

Shopifyテーマ選びで気をつけるべきポイント

公式Shopifyテーマサイトには、約120種類のテーマがあります。どのような点でShopifyテーマを選べばよいか分からない方に向けて、気を付けるべきポイントをご紹介します。

商品のイメージと合っているか?

Shopifyテーマにはさまざまなイメージのテンプレートがあります。販売したい商品のイメージと合っているかを確認することが大事です。ECサイトで与える印象は商品のブランディングにつながるからです。

先ほどご紹介した無料のShopifyテーマの中でも、「ダイナミックな」「スタイリッシュな」といった多様なテーマがありました。なるべく商品のイメージに近いものを選んでカスタマイズしましょう。

ターゲット層が購入しやすいレイアウトか?

商品を購入してくれるターゲット層が使いやすくて購入しやすいレイアウトであるか、という点もShopifyテーマ選びで重要です。キャンペーンを動画にして目立たせたり、商品を分かりやすくカテゴリ別に分類しておくといった方法があります。

ターゲット層の行動パターンを考え、どのような商品配置であれば購入されやすいかを検討しておくこともおすすめです。いろいろな商品を並べて見比べられるようにしたり、1つの商品に焦点を当てて高級感を出したりすることができます。付属アイテムや検索機能をサイドバーに固定して購入数を上げるのも、ひとつの方法です。

販促活動に必要な機能は搭載されているか?

商品の販促にあたって必要な機能があるかを確認しましょう。ターゲット層に適切に商品を提示し、魅力を伝え、プロモーションを行えることが重要です。

たとえば、商品ページで絞り込み検索ができたり、PR動画を表示させたり、キャンペーン終了までのカウントダウンを表示させたりといった機能を活用すると、よりユーザーの購買意欲を高められます。

こうしたユーザーが商品を買いたくなるような訴求ができる機能が十分にあるかを、事前に確認しておくとよいでしょう。

販促活動につなげるための機能

販促活動につなげるための機能

Shopifyテーマを選ぶとき、販促活動に必要な機能があるかを確認することが重要とご紹介しました。ここでは販促活動につながる4つの機能をご紹介します。

カゴ落ち対策

Shopifyテーマにある「カゴ落ち対策」機能では、ユーザーが商品をカートに入れたあと購入せずにサイトから離脱してしまうことを防げます。具体的に以下のような機能が、カゴ落ち対策に有効です。

  • プロモーションポップアップ
  • 複数の決済方法
  • クイック購入(SNSログインやゲスト購入)
  • フォローアップメールの送信

ユーザーがサイトから離脱しそうなタイミングでポップアップを表示したり、スムーズに商品を購入できるように複数の決済方法を導入したり、会員登録不要で購入できるSNSログインやゲスト購入を可能にしたりするのがポイントです。

また、離脱してしまったユーザーに対してフォローアップとして、期間限定のキャンペーン情報などを知らせるメール配信も有効でしょう。

商品の検索向上

Shopifyに登録された商品の中から、購入したい商品を検索で見つけやすくするための機能です。

  • 商品の絞り込みと並び替え
  • コレクションページメニュー
  • メガメニュー
  • サイドバー

 

商品のカテゴリーやジャンルごとに細かく絞り込み表示したり、コレクションごとに表示したりすると、ユーザーは最短で欲しい商品にたどり着きやすくなります。ページ上部やサイドバーのメニューを分かりやすく整理して表示させることもポイントです。

読み込み速度

サイト上に商品の画像・動画・アニメーションなどを掲載して、視覚的要素を多く取り入れる場合、ページの読み込み速度が遅くなりがちです。

Shopifyテーマは、Liquid・HTML・CSS・JavaScriptのコードで構成されています。テーマを編集・カスタマイズすると、ファイルサイズが拡大して読み込み速度に影響を与える可能性があります。

まずは使用していないShopifyテーマの機能を無効にしてください。オンラインストアの機能と速度のバランスを見て調整しましょう。また、パフォーマンスに応じて最適化されたテーマ(Dawnなど)のインストールを検討してください。

SEO対策ができる

SEO対策とは、サイトが検索されやすいよう工夫することです。Shopifyテーマの中でも、SEO対策に有効な機能としては「パンくずリスト」機能があります。パンくずリストをECサイト内に設置するとサイト内が構造化されるため、クローラビリティ(サイトを評価するクローラーの巡回しやすさ)が向上します。その結果、サイト内のコンテンツが発見されやすくなり、検索順位向上が期待できます。

上記以外にも、タイトルタグやメタディスクリプションを設定したり、構造化データを設置したりといったSEO対策があります。SEO対策におすすめのShopifyアプリもあるため、あわせて活用するとよいでしょう。

【有料版】商品数が200点超えサイト向けの人気テーマ3選

商品数が200点超えのECサイトを運営するのにおすすめの、有料版人気テーマをご紹介します。ご紹介するテーマは、一定期間に大量の取引を処理するストア向けに設計されています。無料トライアルが可能で、サイトを公開した場合にのみ料金が発生します。

1. Canopy

Canopy

参照:https://themes.shopify.com/themes/canopy/styles/glow

「Canopy」は、Amazonにインスパイアされたヘッダーとカート内の商品の見やすさを備えた多用途のテーマです。検索バーが大きく目立つような位置にあり、カートがサイドバーに常に表示されるのが特徴です。

2. Local

Local

参照:https://themes.shopify.com/themes/local/styles/light

「Local」は、オンラインでも対面でも、ユーザーに一貫したエクスペリエンスを提供できるテーマです。複数拠点にある実店舗と連携させて販売できます。食品業界に向けてカスタマイズされているのが特徴で、クロスセリング・クイック購入・年齢制限のポップアップなど、業界固有の機能が含まれています。

3. Capital

Capital

参照:https://themes.shopify.com/themes/capital/styles/berlin

「Capital」は、多くの商品を並べて展示できるテーマです。画像や動画、長い文章で商品の魅力を伝えられます。枠なしの画像で商品を強調するようなレイアウトも特徴です。

【有料版】商品数が少ない(1~9点)サイト向けの人気テーマ3選

商品数が少ないECサイト向けに、有料版の人気テーマをご紹介します。商品数が少ないからこそ、より商品を魅力的に見せるようなデザインが特徴です。

1. Fresh

Fresh

参照:https://themes.shopify.com/themes/fresh/styles/sweet

「Fresh」は、飲食店向けに設計されたクリーンで用途の広いテーマです。フィルタリング機能に長けており、ブランド・タイプ・色・サイズでフィルタリングして商品検索ができます。アプリ不要でユーザーの年齢確認が可能なため、宝くじやアルコール、たばこなど年齢制限のある商品を販売できます。

2. Startup

Startup

参照:https://themes.shopify.com/themes/startup/styles/tech

「Startup」は、商品数が少ないECサイトの中でもユーザーへの直接販売を重視するブランドに最適なテーマです。カスタマーレビューを強調させるようなデザインになっています。

3. Highlight

Highlight

参照:https://themes.shopify.com/themes/highlight/styles/modern

「Highlight」は、より魅力的に注目商品を紹介できるテーマです。大きさの違う商品画像が2,3同時に表示され、ユーザーが画面をスクロールするとそれぞれが別の動きをするといった遊び心のある設計になっています。関連した商品を組み合わせて見せたり、一つの商品を別の角度から見せたりして、商品の魅力を際立たせることができます。商品の色合いや手触りなど、詳細が書かれているのも魅力です。

【有料版】 国際的な販売向けの人気テーマ3選

世界中のユーザーが簡単に買い物できる、有料版の人気テーマをご紹介します。Shopifyテーマの中には、さまざまな通貨、国・地域、翻訳を選択できる機能が備わっています。

1. Pursuit

Pursuit

参照:https://themes.shopify.com/themes/pursuit/styles/aspen

「Pursuit」は、中規模から大規模の加盟店向けのテーマで、EU翻訳(英・仏・伊・独・西)に対応しています。予約注文や実店舗受け取りにも対応可能です。ユーザーが素早く商品を見つけられるようなナビゲーションや検索機能に強みがあります。

2. Habitat

Habitat

参照:https://themes.shopify.com/themes/habitat/styles/default

「Habitat」は、26の機能と最適化されたテンプレートから簡単にサイトを構築できるテーマです。クイックビュー機能で、ユーザーがページを変更せずに商品の詳細を開けます。

3. Masonry

Masonry

参照:https://themes.shopify.com/themes/masonry/styles/flamingo

「Masonry」は、ユーザーを商品にすばやく誘導できる設計が特徴のテーマです。サイドバーにはナビゲーションが固定されており、格子状に画像を並べたシンプルなデザインで商品をアピールしています。EU翻訳(英・仏・伊・独・西)に対応しています。

【有料版】アパレル業界向け人気テーマ3選

アパレル業界のECサイトで人気のテーマをご紹介します。ファッショナブルなデザインのものや、ハイエンドな(高級感のある)ブランドを魅せられるのが特徴です。

1. Impulse

Impulse

参照:https://themes.shopify.com/themes/impulse/styles/modern

「Impulse」は、インパクトのある商品表示で販売促進を図ります。ユーザーが自由にサイト内の商品を見て回れるのが特徴です。たとえば、サイズと価格の設定がサイドバーに固定されているので、設定を変更しながら商品の一覧を楽しむことができます。気になる商品はクイックビューからセールスポイントにすぐアクセスでき、一覧にも戻りやすいです。

2. Prestige

Prestige

参照:https://themes.shopify.com/themes/prestige/styles/allure

「Prestige」は、ブランドのアイデンティティを際立たせるエレガントなデザインが特徴です。「ショップ・ザ・ルック」セクションでは、ひとつの商品がフォーカスされ、さまざまな角度からの画像とともに丁寧に説明します。小さいですが関連商品も表示されているため、アップセル(顧客の購入数を増やす)が可能です。実店舗での販売とも連携できます。

3. Impact

Impact

参考:https://themes.shopify.com/themes/impact/styles/sound

「Impact」は、インパクトのあるブランド向けのテーマです。ユーザーを引き付けるために、グラデーションや大きな見出し、アニメーションを使用でき、ユニークな外観のストアを構築できます。

【有料版】インテリア・雑貨業界向け人気テーマ3選

インテリア・雑貨業界に人気のテーマをご紹介します。先ほどご紹介した「Impact」以外の人気テーマを取り上げます。

1. Symmetry

Symmetry

参照:https://themes.shopify.com/themes/symmetry/styles/beatnik

「Symmetry」は、多目的なユーザーそれぞれに合った豊富でファッショナブルなテーマを用意しています。サイズや価格だけでなく、形も設定できるフィルタリング機能が特徴です。実店舗と連携させて販売できます。

2. Be Yours

Be Yours

参照:https://themes.shopify.com/themes/be-yours/styles/peace

「Be Yours」は、直感的なユーザー体験に重点を置いて設計されており、ユニークなデザインが特徴的です。セクションやテンプレートが豊富で、商品やブランディングに合わせたテーマに仕上げられます。

3. Pipeline

Pipeline

参照:https://themes.shopify.com/themes/pipeline/styles/light

「Pipeline」は、高級ブランド向けにデザインされたファッショナブルで機能豊富なテーマです。モバイル向けに設計されているのが特徴で、ドラッグ&ドロップで簡単に構築できます。実店舗と連携して商品を販売することも可能です。

まとめ|商品・ターゲットに合うShopifyテーマを選ぼう

無料・有料含めて約120種類あるShopifyテーマの中から、掲載商品数や業界などに合った人気のテーマをご紹介しました。

Shopifyのテーマを選ぶ際は、商品のブランドイメージやターゲットに合うかどうかを検討した上で、売上向上につながる機能を使用できるか確かめてみてください。プロモーションポップアップやクイック購入、サイドメニューなど、販促につながる機能があると、訪問したユーザーが商品を購入する可能性が高まります。

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【この記事の監修者】

豊田 亮太

グロースマーケター

Shopify Japanの初期メンバーとして、日本市場におけるShopifyの普及に貢献。ECプラットフォーム、決済代行サービス等に関して豊富な知見を持つECのエキスパート。LinkedInページ:https://www.linkedin.com/in/ryota-toyoda-b45127138/

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