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ECサイトでコンビニ決済を導入
最終更新日:2024 年 02 月 05 日

コンビニ決済とは?導入のメリット・デメリット、事例を詳細解説

目次

この記事はKOMOJUが提供しています。
KOMOJU(コモジュ)は個人から世界的大企業まで様々な事業者が利用している日本の決済プラットフォームです。

ECサイトなどネット上で商品を購入する際に、クレジットカード払い以外に「コンビニ決済」を見たことがあるお客様は多いかと思います。コンビニ決済を利用することで、クレジットカードを持っていなくてもサイト上で商品購入が可能です。本記事では、コンビニ決済の概要や事業者がコンビニ決済を導入するメリット、消費者にとってのメリットなど、コンビニ決済に関する詳細情報を解説していきます。

コンビニ決済とは?

コンビニ決済とは、ECサイトなどネット上で購入した商品の代金をコンビニで支払う決済方法です。ECサイトで商品を購入した場合、多くの場合は「クレジットカード」による支払いが多いですが、ユーザーの中にはクレジットカードを保有していない人、またカード支払いに不安を抱えている人も一定数います。

コンビニ決済を利用することで、クレジットカードを保有していないユーザーでも手軽にECサイトで商品を購入することが可能です。

EC事業者・実店舗がコンビニ決済を導入するメリット

コンビニ決済を導入するメリットを確認

ECサイト・実店舗がコンビニ決済を導入するメリットとして下記の点が挙げられます。

  • 新規顧客の獲得につながる
  • 入金通知をすぐに確認できる
  • 代金未回収のリスクを軽減できる

 

それぞれ詳細を確認していきましょう。

新規顧客の獲得に繋がる

コンビニ決済を導入することで、新規顧客の獲得に繋げることが可能です。決済方法をクレジットカードに限定する場合、クレジットカードを保有していないユーザーは対象外になってしまいます。カードを持っていないがために購入に進めないユーザーがいることは、売り手にとって機会損失です。

コンビニ決済を導入すると、クレジットカードを保有していないユーザーもネットショップで商品を購入できるようになるので、より多くの新規顧客の獲得に繋げられます。

約40%の人が利用する決済方法

2021年の総務省「通信利用動向調査」によると、インターネットで購入する際の決済方法のなかで、コンビニエンスストアでの支払いの利用率は38.8%と、前年と比較してやや落ち込みましたが、およそ4割が利用しています。

 

出典)総務省「通信利用動向調査」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

 

コンビニ支払いをECサイトに導入することで、お客様により多くの決済の選択肢を提供することになり、決済方法を使い分けるという選択肢をとるお客様も出てきます。

 

入金通知をすぐに確認できる

入金通知をリアルタイムで受け取れるのもコンビニ決済のメリットです。

銀行振込の場合だと、入金確認に時間を要してしまうケースがあります。一方、コンビニ決済であれば、決済が完了してから数分~1時間ほどで入金を確認できるので、商品発送までスムーズに移行することが可能です。入金確認から発送までを迅速に行うことで、顧客側の満足度向上にも繋げられるでしょう。

代金未回収のリスクを軽減できる

コンビニ決済を導入することで、代金未回収のリスクを軽減できます。

クレジットカード決済の場合、カードの不備や不正利用などで購入がキャンセルされてしまうリスクも少なからずあります。商品発送後にキャンセルとなってしまうと、商品を回収するのに手間がかかってしまうことも。

コンビニ決済であれば、決済が完了した時点で確実に代金を回収できるので、代金未回収のリスクを最小限に抑えることが可能です。

コンビニ決済のデメリット

コンビニ決済の導入を検討

ECサイト・実店舗でコンビニ決済導入はメリットのみではなく、デメリットも存在します。コンビニ決済のデメリットは下記の通りです。

  • 購入者がコンビニまで足を運ぶ必要がある
  • システム導入や審査に手間がかかる
  • コンビニ決済単体だと利益が出ない可能性がある

購入者がコンビニまで足を運ぶ必要がある

コンビニ決済の場合、購入者がコンビニまで足を運んで支払いを行う必要があります。自宅の近くにコンビニがある場合は問題ありませんが、郊外や地方の場合だと自宅近くにコンビニがないケースも少なくありません。コンビニがないために、コンビニ決済を利用できないユーザーも出てくる可能性があります。

システム導入や審査に手間がかかる

コンビニ決済をECサイトで利用するためには、専用のシステムを導入しなければいけません。各コンビニと連携するとなると個別で交渉や審査が必要となり、導入後の入金管理にも手間がかかります。コンビニごとに利用規約が異なることもあるので、製品・サービスの内容次第では一部のコンビニで決済を利用できないこともあります。

システム導入や審査に手間をかけたくない場合は、決済代行サービスを介して契約することをおすすめします。決済代行業者にコンビニ決済の導入を依頼することで、各種手続きを代行して進めてくれるので安心です。KOMOJUでは、コンビニ決済だけでなく、PayPayのオンライン決済や後払い決済、銀行振込など多数の決済方法を一括で導入できるのでおすすめです。

オンライン決済を 導入するならKOMOJU

KOMOJUなら、初期・月額費用無料で、コンビニ決済やスマホ決済、後払い決済などの決済方法をネットショップに一括導入することができます。

コンビニ決済単体だと利益が出ない可能性がある

ECサイトの決済においては、クレジットカードで決済を好む方も多くいます。そのため、ECサイトの決済手段がコンビニ決済のみだと、十分な販売利益が得られない可能性があります。サイトの規模によっても変わってきますが、最初はクレジットカード決済とコンビニ決済を両方導入して、購入者がどちらの決済方法をよく利用するのか検証するのも良いでしょう。

コンビニ決済の仕組み

コンビニ決済では、下記の事業者・店舗が共通のシステムで繋がることで提供が可能になっています。

  • 購入者
  • EC事業者(加盟店)
  • 決済代行会社
  • 収納会社
  • コンビニ

 

コンビニ決済の流れは、大まかに以下のようになります。

コンビニ決済の仕組み

まず消費者がコンビニ決済で商品を購入すると、加盟店・EC事業者に決済情報が届きます。その後、決済代行業者にも決済情報が伝達されます。

加盟店・EC事業者が消費者に払込情報を提供した後、コンビニにて購入代金の支払いが行われます。

支払いが完了すると、収納会社から送信された支払い完了通知が加盟店・EC事業者に届き、この段階で商品の発送を行います。その後、決済代行会社から加盟店・EC事業者に商品代金の振り込みが行われる流れです。

請求書・支払い番号発行のタイミングは、決済代行業者によって異なりますので要確認です。商品注文後、代金を立て替えて振り込んでくれる代行業者もありますので、代金の入金タイミングについても合わせてチェックしておきましょう。

 

また、コンビニ決済には「払込票方式」と「払込用番号方式」という主要な2方式があります。どちらの方式にもメリット・デメリットがあり、購入者の端末操作や入金まサイクルの長さが異なります。扱う商材のターゲット層やキャッシュフローなどを考慮して適切な方式を選択することが重要です。

コンビニ決済の支払いタイミング

コンビニ決済の方式

コンビニ決済の方式は大きく分けて下記の2種類になります。

  • コンビニ前払い
  • コンビニ後払い

 

それぞれ詳細を見ていきましょう。

コンビニ前払い

コンビニ前払いの場合は、商品購入者が代金をコンビニで決済した後に商品を発送します。代金の入金を確認してから商品を発送するので、代金未回収のリスクを回避できます。支払い期限をあらかじめ設けておけば、決済が大幅に遅れてしまうといったリスクも抑えることができます。

コンビニ後払い

コンビニ後払いの場合、購入者がコンビニ決済を行う前に商品を発送します。代金は、決済代行会社がEC事業者に立て替え払いをしてくれます。請求書は商品到着時、もしくは商品到着後に届きます。ただ、コンビニ後払いの場合、商品到着後に代金の支払いが滞ってしまうことも少なくありません。

コンビニ決済の実際のお支払いのイメージ

コンビニ決済をネットショップに導入いただく際にご利用いただくサービスで多少は順番やデザインは異なりますが、以下ではKOMOJUを利用して、コンビニ決済をネットショップに導入したときのオンライン上でのお支払いのイメージです。

KOMOJUなどの各ページにお支払い用の番号が表示、またメールアドレスに番号が通知されます。その番号を持って、各コンビニに行くことでお支払いが完了します。

なお、各コンビニでお支払い方法は異なるので、詳細に関してはご自身でご利用になるコンビニの店員さんにお聞きください。

コンビニ決済の導入に必要な費用

コンビニ決済の導入には、①初期費用、②月額のシステム利用料、③決済処理1件ごとに発生する決済手数料、といった費用が必要となります。このうち、③については事業者・購入者どちらが負担するか選択できることもあります。KOMOJUでは、①と②にかかる費用がないので手軽にコンビニ決済を導入することができます。

費用・手数料に関する詳細はEC事業者のためのコンビニ決済手数料ガイドを参考にしてください。

コンビニ決済の導入方法

コンビニ決済の導入方法は、利用する決済代行業者によっても異なってきますが、大まかな流れは下記の通りです。

ステップ1:決済代行業者にコンビニ決済の利用を申し込む

ステップ2:必要書類の準備・提出

ステップ3:決済代行業者による審査

ステップ4:決済システムの導入・設定

ステップ1:決済代行会社にコンビニ決済の利用を申し込む

まず初めに、決済代行業者にコンビニ決済の利用を申し込みます。大手の決済代行会社であれば、公式ホームページ上で申込を完了できるところが多いです。申込完了から数日ほどで、決済代行会社側からコンビニ決済に関する詳細情報が送られてきます。

ステップ2:必要書類の準備・提出

コンビニ決済の契約に際して必要な書類を準備・提出します。運営会社の情報や事業内容が確認できる書類を提出するケースが多いです。書類の提出方式に関しては、PDFのメール送信、郵送での書類提出のいずれかになります。

ステップ3:決済代行会社による審査

必要書類の提出が完了したら、決済代行会社による審査が実施されます。詳細な審査基準は決済代行業者によって変わってきますが、おおまかに下記の項目がチェックされる模様です。

  • 商材の種類
  • 商材の金額
  • 発送元

商材の種類に関しては、「情報商材」はコンビニ決済の対象外となっています。その他、公序良俗に反する商材もコンビニ決済対象外です。

商材の金額が「30万円以上」となると、コンビニ決済を利用できないケースが多くなります。また、発送元が海外である場合もコンビニ決済を利用できないことが多いです。

ステップ4:決済システムの導入・設定

決済代行業者の審査に通過したら、ECサイト上にコンビニ決済の選択肢が反映されるようシステムの導入・設定が行われます。決済代行業者側で設定・代行を行ってくれるケースが大半ですが、業者によっては自社でシステムの導入・設定を求められることもあるので注意してください。

決済システムの導入が無事完了したら、コンビニ決済の利用を開始できます。

まとめ

ECサイト・実店舗でコンビニ決済を導入することで、支払い方法に幅を持たせることが可能になります。ユーザーの中にはクレジットカード決済が利用できない、もしくはカード決済を好ましく思っていない人も一定数存在します。コンビニ決済を利用することで、このようなユーザーを取りこぼさずに獲得することが可能です。

コンビニ決済の導入に際しては、コンビニ決済の各種手続きを代行してくれる決済代行サービスが便利です。決済代行業者によって手数料や利用規約が異なってくるので、導入する場合は申込前に詳細を確認するようにしてください。

コンビニ決済を有効活用して、販路拡大・売上向上を目指していきましょう。

よくある質問

コンビニ決済とは、ECサイトなどネット上で購入した商品の代金をコンビニで支払う決済方法です。

導入するメリットは主に3点あります。新規顧客の獲得につながる、入金通知をすぐに確認できる、代金未回収のリスクを軽減できる点です。

主に以下の3点です。購入者がコンビニまで足を運ぶ必要がある、システム導入や審査に手間がかかる、コンビニ決済単体だと利益が出ない可能性がある点です。

前払いと後払いの2つの方法があり、購入した事業者が提供している決済方法により異なりますが、前払いの場合は事業者から送られてくる番号をもとに先にコンビニで支払いをし、後払いの場合は商品が届いた後に、コンビニに請求書を持って行き代金を支払います。

まずはKOMOJUのような決済代行サービスにお申し込みを行い、その後必要書類を準備・提出します。決済代行業者による審査が終わったら、実際に導入できるようになります。

この記事はKOMOJUが提供しています。
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