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海外向け ネットショップ

海外向けネットショップおすすめ12選!選び方や注意点を解説

目次

ネットショップ開業サービスが充実し、誰でも簡単にオンライン販売ができるようになった今、日本だけでなく海外に向けて販売する事業者も増えています。

海外に向けてネットショップを開業し、商品を販売して売上を上げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

今回は、海外向けネットショップを開設するとよい理由や、海外向けに商品を販売する方法、ネットショップ選びのポイントなどを解説します。おすすめのサービスもご紹介していますので、海外向けネットショップ選びの参考にしてください。

海外向けネットショップを開設するメリット

海外向けネットショップを開設するメリット

海外向けに商品を販売する上での課題としてよく挙げられるのは、言語や通貨、文化の違い、そして市場規模の違いです。ただし、海外向け市場が年々成長している中、しっかりと多言語・多通貨や海外発送などに対応できれば、海外でも日本の商品を販売できます。

海外で需要がある商品であり、日本国内でもある程度のシェアがあるのであれば、海外向けネットショップを検討するとよいでしょう。ここでは、海外向けネットショップを開設して越境ECに挑戦するメリットをご紹介します。

メリット1 販路拡大による売上向上を見込める

日本だけでなく海外に向けて商品を販売するとなると、販売のチャンスが大きく広がります。商品が売れれば売上向上を見込めます。ネットショップによる売上は日本国内で上昇していますが、海外でも同様です。特に中国とアメリカのEC成長率は目覚ましいものがあります。ネットショップにおいて海外市場も取り入れることは、売上を伸ばすチャンスになるのです。

メリット2 希少価値の高い商品として提供できる可能性がある

日本の中では当たり前のようにある商品だとしても、海外からすると希少価値の高い商品であるケースがあります。たとえば日本の商品で海外ニーズが高いものは、アニメグッズ・ゲーム・自動車などのパーツ・工芸品・着物などです。これらの商品を海外で販売できれば、さらなる売上向上に繋げられるでしょう。海外に住んでいる日本人向けに、海外では手に入りにくい日本製のものや食材を販売するのも、一つの方法です。

メリット3 海外での購買ニーズを逃す機会損失を防げる

ネットショップで国内向けに販売していると海外の消費者に届けることができず、本来ならば必要としている人がいるのに届けられない、機会損失が発生します。言語や通貨の違いなどに対応していないと、海外の人が購入できません。他のネットショップが海外にも対応していれば、お客様を取られてしまう可能性も高まります。

これらのメリットから、海外向けネットショップを開設して、海外での商品販売に対応しておくとよいと考えられます。

海外向けに商品を販売する方法

海外向けに商品を販売する方法

海外に向けて商品を販売する方法は、大きく分けて2つあります。「海外の有名モールに出品する」もしくは「海外向けネットショップを作成する」方法です。

海外の有名モールに出品する

海外の有名モールに出品すれば、比較的簡単に海外に向けて商品を販売できます。モールとは、複数のネットショップが1つのサイトに集まっている形式で、日本で代表的なサービスとして、楽天市場やYahoo! ショッピングなどがあります。

海外で有名なモールは「eBay」「Amazon」などが挙げられます。日本国内でも利用者が多いですが、アメリカやヨーロッパなど世界各地で利用されており、海外に向けて販売が可能です。また、各国や地域で独自のモールも存在します。例えば東南アジアではShopeeやLazadaといったモールが人気です。

モールに出品すれば、モール自体の知名度や集客力を活かすことができ、自社のみでの集客力が足りない場合でも一定の売上を期待できるでしょう。

海外向けネットショップを作成する

もう一つは、海外向けネットショップを作成し販売する方法です。代表的なサービスとして「Shopify」「Wix」「Salesforce Commerce Cloud」などがあります。ネットショップ作成サービスを利用すれば、ブランディングしながらショップ運営できます。

海外向けネットショップが、日本向けのネットショップと異なる点は以下のとおりです。

  • 各国の言語・通貨に対応できる
  • 海外の消費者が利用する決済手段がある
  • 海外の住所を入力できる
  • 海外への商品発送が可能である

海外向けに商品を販売するにあたり、多言語・多通貨対応ができており、海外の住所に発送できる仕組みがある海外向けネットショップを活用すれば、簡単に海外に商品を販売できるようになります。

海外向けのネットショップ選びのポイント

海外向けのネットショップ選びのポイント

日本国内向けに販売するときと、海外向けに販売するときでネットショップに必要な機能が異なります。ここでは海外向けのネットショップを選ぶ際のポイントをご紹介します。以下の3つが必要な機能です。

海外向けの決済手段に対応できていること

海外への商品販売を実現するために、海外の消費者が馴染みのなる決済方法で購入できるようになっているか確認するのがポイントです。いざ購入しようとしても、海外の消費者が普段利用している決済手段が利用できないと購入に繋がりません。

通常は自分だけで各国に合った決済方法を導入するのは困難ですが、KOMOJUのような決済代行サービスを使うことで、各国の人気決済方法をかんたんにネットショップに導入することができます。

KOMOJUを使って越境ECに挑戦

KOMOJUなら、初期・月額費用無料で、日本の各決済方法から海外で使われている決済方法まで、ネットショップに一括導入することができます。

各国の言語・通貨に対応して表示を切り替えられること

ネットショップ上で各国の言語や通貨に対応して、画面上の表示を切り替えられるかどうかもポイントです。せっかく海外の消費者がネットショップを訪れても、現地の言語・通貨で表示されていないと、商品説明や価格が分からずサイトの離脱率が高まってしまいます。

DeepLなどの翻訳を利用したり、必要に応じて機械翻訳を手作業で修正したりすることも大切です。

海外への商品発送が可能なこと

海外に商品を配送できるかどうかもポイントです。購入された商品を間違いなく消費者の元に届けるためには、「正確な住所入力を可能にすること」「配送手段を提示すること」「海外発送時の送料を明確に表示すること」が必要です。なお、海外への商品発送においては、消費者に受取国での関税がかかることを明記しておくと、トラブル防止になります。

海外発送を自ら行うのが手間な場合、海外発送代行サービスの利用を検討してみてもよいでしょう。

海外の人気のECモール5選

海外の人気ECモールを5つご紹介します。

1. Amazon【アメリカ】

Amazon

出典:https://sell.amazon.co.jp/grow/global-selling

Amazonの海外販売(グローバルセリング)には、1億5,000万人を超える世界中のプライム会員、そして3億を超えるカスタマーアカウントが存在します。この膨大な市場に対して、商品を届けることができるのです。

Amazonの対象地域は、アメリカ大陸(アメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル)、ヨーロッパ(ドイツ・英国・フランス・イタリア・スペイン・オランダ、他22カ国)、アジア太平洋や新興国(オーストラリア・インド・シンガポール)です。

海外発送はAmazonフルフィルメントサービスを利用すれば、世界中の消費者に迅速に商品を届けられます。

アメリカ向けの「JAPAN STORE プログラム」も、海外進出を考える企業への出品サポートがあり魅力です。

2. eBay【アメリカ】

eBay

出典:https://www.ebay.co.jp/

eBayは世界最大級の海外モールとして知られており、海外向けネットショップの中で人気サービスの一つです。

eBayは事業者の販売状況に合わせて様々なプランが用意されています。法人・個人ともにプランを選ぶことができ、無料出品枠内で無料で運営することも可能です。

無料枠である250品を超えた場合、出品手数料は$0.3/1品、落札手数料は12.35%〜15%+$0.3/取引、海外決済手数料は0.4%〜1.35%です。

3. Etsy(エッツィー)【アメリカ】

Etsy

出典:https://www.etsy.com/jp/sell

Etsyは、ハンドメイド作品やビンテージ商品、クラフト素材の販売に特化した越境ECサイトで、自身で簡単にネットショップを開業できます。PayPal決済に対応しています。

Etsy セラーアプリを使ってどこからでも注文管理や商品の更新などができます。出品料は0.20米ドル/品で、商品が売れたら販売手数料6.5%とPayPalの入金手数料が発生します。

4. 天猫国際(Tmall Global)【中国】

天猫国際(T-mall Global)

出典:https://merchant.tmall.hk/cn

天猫国際(Tmall Global)は、中国で最大の越境ECサイトで、中国進出したい日本企業に利用されています。年間購入者数が8億人超えの巨大市場です。中国本土に法人登録がなくても、ネットショップを開設すれば中国の消費者向けに商品販売が可能です。

5. Gmarket【韓国】

G-market

出典:http://global.gmarket.co.kr/Home/Main

Gmarketは、韓国最大のECサイトです。コスメやファッションなどの商品が出品されています。対応可能言語は、韓国語・英語・中国語のみですが、23の通貨表示に対応しています。韓国向けをはじめ、他の外国も視野に入れて商品を販売したい方にとっておすすめです。

海外向けネットショップを作成できるサービス7選

海外向けにネットショップを作成できるサービスをご紹介します。

1. Shopify(ショッピファイ)

Shopify

出典:https://www.shopify.com/jp

世界中で利用されているShopifyは、50の言語と130ヶ国以上の通貨に対応しており、海外の税制などにも自動で対応しています。

言語は設定によって、自動翻訳されます。翻訳されていない部分は、CSVファイルで言語翻訳を追加したり、ShopifyのTranslate & Adaptのアプリを使用したりして翻訳する方法があります。

通貨に関しては、自動で取引時点のレートに変換できるようになっています。

Shopifyは決済プラットフォームKOMOJUと連携可能なため、海外へ向けた決済手段を広げることが可能です。

2. カラーミーショップ

カラーミーショップ

出典:https://shop-pro.jp/?mode=cross-border-ec

国内で利用者の多いカラーミーショップは、アプリストアで海外販売に対応できるアプリを追加するだけで、海外に向けて販売開始できます。

「WorldShopping BIZ for カラーミーショップ」のアプリを導入することで、世界228の国と地域を対象に販売でき、多言語対応が可能になります。海外からの注文受付から配送まですべてお任せできます。

「Buyee Connect(バイイーコネクト) for カラーミーショップ」のアプリは、導入費用と手数料が無料で、世界120の国と地域に販売できます。Buyeeが売り手と買い手の間に入ってサポートするという形です。売り手は購入された商品をBuyeeの倉庫に配送する作業をおこなう必要があります。他にも配送方法を選べ、カスタマーサポートや表示言語が10言語に対応できるのがメリットです。

3. BASE(ベイス)

BASE

出典:https://thebase.com/

BASEは無料で本格的なネットショップを開設できるとして有名なサービスです。「英語・外貨対応 App」を導入すると、ユーザーはショップページを英語で表示できるようになり、34ヶ国の海外通貨の表示もできます。ただし、商品の説明文などショップ運営者側が入力したものは翻訳されないため、英語を併記しておくとよいでしょう。海外の住所を入力して送料設定するには、「送料詳細App」が必要です。

海外の消費者が購入する際、決済手段はクレジットカードやPayPal決済になります。

4. Cafe24

Cafe24

出典:https://www.cafe24.co.jp/

Cafe24は、初期費用・月額費用・販売手数料すべて0円で利用できるネットショップです。

商品詳細編集ツール「Edibot」を使用すると、1回のクリックで商品説明を翻訳できます。英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・ベトナム語・スペイン語・ポルトガル語の7ヶ国語に対応しています。

また、決済手段として、PayPalの他にEximbay(エキシンベイ)という韓国の海外決済サービスも利用可能です。Cafe24は、幅広い決済方法を提供する決済プラットフォームKOMOJUとも連携できます。

5. STORES(ストアーズ)

STORES

出典:https://stores.jp/ec

STORESは、シンプルな操作性で簡単にネットショップを作成できるサービスです。無料で利用でき、毎月1万ショップが開設されています。ネットショップと実店舗の運営を効率化できる機能も揃っています。

英語への表示切り替えがボタン一つで完了し、海外発送に必要な住所記入フォームも「海外住所への発送」をONにするだけで対応可能です。ショップ運営者が独自で作成した文は英語に翻訳されないため、運営者自身で英文を用意する必要があります。

6. MakeShop(メイクショップ)

MakeShop

出典:https://www.makeshop.jp/

MakeShopは、売上手数料0円・カード手数料3.14%〜と、コストパフォーマンスの高いECサイト構築プラットフォームです。

海外販売にあたり、管理画面上から申し込むと、初期費用・月額費用が無料で「WorldShopping BIZ」と自動連携されます。これにより、多言語・多通貨に対応可能で、228の国と地域の消費者に届けることができるようになります。翻訳の対象ページは、海外ユーザーの初回アクセス時のナビゲーション画面・海外ユーザーが商品追加するショッピングカート画面・海外ユーザー専用の決済画面のみです。WorldShopping BIZが管理していないコンテンツなどの部分は、翻訳されません。

7. Multilingual Cart(マルチリンガルカート)

Multilingual Cart(マルチリンガルカート)

出典:https://www.multilingualcart.com/

Multilingual Cartは、多言語・多通貨・越境ECに特化したASP型ネットショップです。10年以上の運用実績があり、数多くの企業の海外進出をサポートしてきています。

30通貨の表示に対応しており、海外の主要なクレジットカードやPayPalの他、WeChatPay、Alipayも決済での利用が可能です。なお、月額料金は他のサービスと比較して高価です。

海外向けネットショップ運用の注意点

海外向けネットショップ運用の注意点

海外向けネットショップを活用して海外販売を行う際の注意点を解説します。以下のような点に注意して運用してください。

販売禁止商品・規制

国によって販売禁止や販売規制などのルールがある商品もあります。香水や花火などは航空危険物として世界共通で発送できません。販売禁止や規制対象の商品を知らずに発送してしまうと、税関で没収されるだけでなく、税関法により処罰の対象になる可能性もあります。

言語への対応

多言語に対応できるよう、運営者側でショップ運営や商品に関する外国語が理解できる人がいるとよいでしょう。

問い合わせを受け付ける場合は、DeepLなどの自動翻訳サービスを活用すれば一定レベルで対応できますが、満足度を高めるようなコミュニケーションは難しい可能性があります。表記も自動翻訳だけでは、ニュアンスが伝わらないかもしれません。機能だけに頼らず人の手を加えることも必要です。

関税・送料

日本から海外に商品を発送するとき、関税がかかる場合があります。関税は受取人に請求されるため、商品の購入者に請求されます。トラブル発生を未然に防ぐためにも、関税が発生する可能性を、購入前の価格表示欄などにあらかじめ明記しておくことが大切です。

また、海外に商品を発送するため、国内に発送するよりも送料が割高になります。「国際郵便」か「国際宅配便」かいずれかを選択しますが、安くて手軽なのは「国際郵便」です。

国際郵便の中でも配送スピードが最も速いのが、日本郵便が提供する「EMS」で、発送から到着まで2~4日ほどで済みます。「航空便」が3~6日ほど、「SAL便」が6~13日ほどです。日本郵便の「国際eパケット」を利用すると、SAL便より速い配送が見込まれ、2㎏までの小包ならEMSより安く抑えられます。

国の情勢(経済・政治)

商品を販売する国の経済・政治の情勢によって、為替変動リスクに速やかに対応したり、物流状況を把握したりすることが大切です。海外に向けて販売するときに、適切な判断ができるようになります。

まとめ|最適な方法で海外販売に挑戦してみよう

今回は海外向けネットショップの選び方や、海外で有名なモール、おすすめのネットショップをご紹介しました。海外販売を目指している事業者の方は、自社に合う販売ができるネットショップを検討してみてください。

海外販売のポイントは、多言語・多通貨への対応、そして海外発送が可能な運用体制です。その他にも、販売禁止・規制の商品や国の情勢への理解、関税や送料への対策が重要になります。

特に海外で利用されている決済手段に幅広く対応しておくことは、購入の決め手の一つになりえます。決済プラットフォームKOMOJUでは、日本以外にも韓国・中国・東南アジア・ヨーロッパで普及している主要なオンライン決済方法に対応できます。決済方法が増えても管理は一括で済むので、手間もかかりません。Shopifyをはじめとしたネットショップとの連携を、ぜひご検討ください。

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