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チョコレート業界の常識を打ち破るMinimal 100年後の新しいチョコレートの世界を目指して

Aiming for a new world of chocolate

東京都の富ヶ谷に本店を構え、「Bean to Bar」というチョコレートのスタイルで人気を博しているチョコレートブランドがあります。「Minimal – Bean to Bar Chocolate –(以下Minimal)」は、チョコレートを「Bean to Bar」(直訳すると、豆から板)というチョコレートの原料となるカカオ豆の仕入れから、製造、そして販売を一気通貫で行うスタイルで生産し、日本だけでなく世界中からも高い評価を得ており、チョコレートの国際的な品評会でも金賞を受賞するなど、チョコレート業界を引っ張る存在となっています。

コロナ禍を機に実店舗からECサイトでの販売にも力を入れ始め、現在は両軸で様々な施策に取り組んでいます。ECサイトのプラットフォームはShopifyを使っており、決済方法ではKOMOJUを取り入れて、自社のブランドを最大限に表現しながらより広い範囲のお客様にリーチしています。

今回は、Minimalさんに、ブランドの想いや、ECサイトや決済に関してECチームリーダーの兒嶋さんにお話を伺いました。

Bean to Barのこだわり

Minimalが誕生したのは2014年。創業者の山下さんがBean to Barという手法で作られたチョコレートに衝撃を受けたことから生まれました。スーパーなどでよく目にする、一般的なチョコレートはカカオ豆の仕入れを商社が行い、カカオ豆をチョコレートの原料にするメーカーが存在し、パティスリーやチョコレートメーカーがその原料を使用して製品化するという分業制が主流となっていますが、Bean to Barは、仕入れから最終販売まですべてをひとつの会社で行うビジネスモデルです。

チョコレートにも様々な種類や味があります。Minimalでは、高品質なカカオ豆から、豆の産地や種類ごとに職人が製法を微調整することで、風味豊かなチョコレートを製造することが可能です。「チョコレートは生産地や豆の種類だけで味が大きく異なる」と兒嶋さんは説明します。「コーヒーで例えると分かりやすいのですが、良質なコーヒーは苦味だけでなくフルーツなどのフレーバーや酸味が感じられますよね。チョコレートも一緒です。使用するカカオによってフルーティーであったり、スパイスが効いたものであったり、風味が異なります」

創業者の山下さんが受けたチョコレートの驚きを、MinimalがBean to Barでこだわった製品を通して、より多くのお客様に届けたいという思いが常にあります。

チョコレート業界の常識を変える

Minimalがブランドを通して実現したいことのひとつは、生産者、お客様、製造者の三方良しとなるエコシステムを作ることです。「これは創業者の山下の実体験なのですが…」と兒嶋さんは説明します。「実際にカカオを生産している農家に足を運ぶとそこまで良い暮らしをしていないんですよね。フェアトレードという言葉はありますが、フェアトレードで恩恵を受けているはずの生産者ですら良い暮らしをしているわけではないんです。僕らはカカオ豆の仕入れではフェアトレード以上の値段をつけて、良い物にはお金を払うということを実践しています。農家が質の高いカカオ豆を作れば僕らが高価格で買い取ります。僕らが技術を磨き続けて良い商品を造ることができればお客様に美味しくて、新しいチョコレートをお届けできます。そして、それを続けていくことで、僕たちも潤い、また新たなカカオ豆を買うことができます。これを三方良しのエコシステムと呼んでいます」

Minimalが実現したいエコシステムがここにあります。そして、その先にはチョコレートを中心とした「文化」が待っています。Minimalのブランドミッションの「チョコレートを新しくする」にはチョコレートを中心とした新しい文化を実現するという思いが込められています。「もちろん、エコシステムが文化となるのには時間がかかりますが、僕たちは100年後を変えるということを目指して活動しています。いつの日にかチョコレートがワインのように『この農場のカカオがすごい』というような文化になってほしいと思っています。既存のチョコレートの世界に、新しいチョコレートを提案していきたいです」

コロナ禍でShopifyで作られたECサイトに注力

創業からしばらくは実店舗を中心に成長を続けてきたMinimalですが、コロナ禍を機にECサイトへの注力も開始します。MinimalではECサイトは2018年からShopifyを利用しています。日本の事業者の中ではShopifyに乗り換えたタイミングは比較的早めですが、ヘッドレスコマースへの対応、アプリで機能を迅速に追加できること、プロダクトとしてのスピード感から、「ベンチャー企業がECサイトを開設するならShopify」と力説します。

Shopifyを使ったECサイトでも様々な施策を続けていますが、決済方法にも力を入れています。MinimalのECサイトでは30歳から40歳の購入層が多く、最も使用されているのはクレジットカード決済です。クレジットカード決済では、Shopify ペイメントを導入することで導入することができるGoogle Pay、Apple Pay、Shop Payはすべて利用可能です。ECサイトでのクレジットカードの利用に関しては「単価が高めのスイーツなので、お客様はクレジットカードで払いたいのではないかと想像しています」と説明します。

一方で、KOMOJUを通して導入しているECスマホ決済PayPayが伸びてきているようです。顧客層が若い実店舗での支払いはPayPayが断トツで使用されているとのことですが、ECサイトでの決済方法としての認知度も上がっているようです。「KOMOJUのスマホ決済はPayPay、LINE Pay、メルペイ、au PAYを導入していますが、PayPayが最も利用率が高いです。実際のお客様とお話をしたときにも、スマホ決済のスムーズさに感動したというお話をいただいたこともあります。他社でのスマホ決済では接続が切れたりでうまくいかなかったところ、Minimalのスマホ決済ではスムーズに切り替わって決済ができたというところで、記憶に残るほどの体験をされていました」

KOMOJUは新しい決済方法をどんどん試せる

兒嶋さんはKOMOJUの魅力に関して、新しい決済方法を追加するときの工数の少なさを挙げています。「僕たちECチームはメンバーも少ないので、新しい決済方法を追加するときの工数がほとんどないのはかなり助かっています。また、そのおかげで新しい決済方法をどんどん試せるのも魅力です」

また、費用の安さと入金サイクルの速さも魅力と話します。「KOMOJUを使うときに月額の固定費がかからないのはとても良いですね。決済手数料のみというシンプルな料金設定も素晴らしいと思います。また、入金のサイクルも他社と比較しても速いので、ベンチャー企業のキャッシュフローという観点からもとても助かっています」

Shopifyに決済を導入するならKOMOJU

KOMOJUなら、初期・月額費用無料で、カード決済やスマホ決済、後払い決済などの決済方法をネットショップに一括導入することができます。

「チョコレートを新しくする」ための施策

Minimalの今後の大きな目標に関して兒嶋さんは「日本からチョコレートの常識を変えていくのを目指しながら世界も視野に入れたい」と話します。2023年は、Minimalにとって重要な1年となり、様々な計画が動いています。ひとつは祖師ヶ谷大蔵にパティスリーのお店をオープンし、ケーキや焼き菓子などを通してカカオの魅力を表現して消費者に伝えることです。さらに、2023年11月開業予定の麻布台ヒルズにも、体験型チョコレート専門店をオープンする予定です。これまでとは異なる業態で、新しいチョコレート体験をお客様に届けていきます。

さらに有名ホテルでのアフタヌーンティーとコラボレーションをするなど、Minimalは様々な顧客との接点を作っていきます。「新しい店舗を含めた実店舗やオンラインなどでお客様と関われる場を増やして、お客様の特別な日を彩る選択肢のひとつになれば良いなと思っています」

「チョコレートを新しくする」をミッションに突き進むMinimal。100年後の世界の変化を見据えながら、一歩一歩着実に歩みを進めています。

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